山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

戦争でも壊せないもの

4月にウクライナに取材に行った時のことを、朝日新聞のsippoに書きました。

 

sippo.asahi.com

戦争が始まって2ヶ月。

どうなるかわからない状態だったのですが、行く事にしました。

記事にも少し書きましたが、ドキュメンタリー映画の監督、渋谷昶子さん(しぶや のぶこ)から、以前にこんな風に言われたんですよね。

「迷ったり、わからなくなったら、現場へ行きなさい。行けば、何を撮るべきか、

わかるから。撮れば次も見えてくる」

今でもこの言葉に支えられています。

時々よくわからなくなります。何を撮ろうとしているのか、何を伝えようとしているのか。

そういう時は現場に行くとわかることがあるんですね。

「これを撮ろう」「ここはやめよう」って感じます。

資料を読んで、興味をもって取材に行ったのに、どうも先を続ける気にならないときもあります。逆に、偶然居合わせたところで、「わ、すごい」と思うこともあって。

 

なので、「行こう」という気持ちのまま、取材に行きました。

その時の記録になります。