山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

新作「すべては海になる」できました。

そんなわけで、ものすごい忙しかった日々が収束に向かっています。

それとともに、いろんなものが出来上がって来る。

昨日も書いたけど、昨日で「ノンフィックス」の編集が終わった。
週末にナレーションと音楽をいれたら、完成です。
ウフ。

それでもって、本日、新作「すべては海になる」の印刷があがりました。

六本木ヒルズにある印刷屋さんで、いつも宣伝ハガキを頼んでいるんだけど、
(番組用とか、本用とか)
それの最終確認にいったあと、編集の方々が印刷されたばかりの
「すべては海になる」を届けてくださいました。

刷り上がったばかりで、さわるとほんのりあたたかい。
(なわけないだろ!)

昨年、初めての本ができたときもものすごく嬉しかったけど、今回はちょっとちがった感覚でした。

というのは
やはり2冊目ができあがるまでは、「書いている間の苦労」「書き終わってからの直しの苦しみ」
「その後の本になれるかどうかまでのいろいろ」という感じで、最初の本とはちがった。

だって、最初の本は、好き勝手に書いて、賞に応募して、それが入賞して出版が決まったから、まあ、ある程度自動的にすすむ感じはあったけど、2作目に関しては、そういうわけにはいかなかったから。

なので、できあがった本を見て、感慨も別の意味でひとしおでした。

「おお、おまえ、よくここまで来たな」って感じ。

先月、韓国の書店で平積みされている「ベイビーシャワー」を見た時、
「そうか、あんたはこんな遠くまで来たんだね」という気持ちでちょっと泣きそうになったけど、テレビの取材で、いつもえらそーにしているわたしが、ロケの最中に、自分の本みて、泣いているわけにいかないから(だって恥かしいじゃん)ぐっとこらえた。

本日、「ベイビーシャワー」の妹分である「すべては海になる」を見た時はだから、
「あんたのねえさんは、韓国まで行ったよ、あんたはねえさんと比べると、ちょと不良だから、この先、苦労するかもしれないけど、めげるなよ。ねえさんだって、韓国まで行くにはいろいろあったんだから」と背中をぽんと叩いてやりたい気分だった。

なんていうか、自分の本は自分のコドモみたい。(本当の子どもいないから知らないけどさ)
書いている間は、手がかかりたいへんで、それでもその時間は生きるすべてに優先して大切に育てるけど、一度、自分の手をはなれ、印刷されて、表紙がついてしまうと、愛情はかわらないけど、
よし、ひとりで遠くまで行けよ、という気分になる。

だから、韓国で立派にやっている「ベイビーシャワー」を見たときは、わが子の成長を見たようで嬉しかった。

そんなわけで、今夜、妹が生まれた。
このコは、ちょっとやんちゃです。たぶん、問題児。
ひとによってはキライかもしれない。

けど、姉貴分よりもしかして、自分らしいっていうか、自分に近いヤツです。

みなさん、どうか、読んでください。

それから、「すべては海になる」「ノンフィックス」のお知らせハガキ、ご希望の方がいらっしゃったら、書き込んでくだされば、ハガキ郵送します。

わがコよ、遠くまで行くんだ。