山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

永ちゃんと高橋尚子さんと資本主義

そんなわけで、ひさしぶりのお休み。
午後1時に起きて、ゆっくりすぎるご飯を食べて、ちょっと犬と散歩したら、ものすごく眠くなって
また、寝てしまった。

夕食のあと、やはり久しぶりにテレビを見た。

情熱大陸は永ちゃんこと、矢沢永吉さん。
あと、スポーツ番組で高橋尚子さんの東京マラソン優勝までのミニドキュメントを見る。

永ちゃんはすごい、かっこいい。高橋尚子さんもすごい、すばらしい。

しかし、こういう番組を続けてみていて、フト、怖くなった。
もちろん、作っているひとたちは、それぞれ別であるし、永ちゃんと高橋尚子さんにつながりもないだろう。

だが、メッセージは同じかもしれない。
もともと才能もあったにせよ、逆境に負けず、自分を信じて努力して(しかも、並外れた努力)、そして、自分の夢なり目標を達成する。その達成感のすばらしさ。視聴者はそれにカタルシスを覚えるだろう。

思い入れたっぷりのナレーション、感動をあおる音楽、思わずひきこまれる。

すると、どこかで『自分もがんばろう」と思ってしまったりする。

そういう気持ちで明日からひとびとはまた、働く。永ちゃんや高橋尚子になれなくても、プロジェクトXくらいの気分で、身体に無理をしても頑張るだろう。それが資本主義を押し進める。

なにげなく見ているつもりでも、毎日テレビではこの手のメッセージが流されている。主人公はミュージシャンでもスポーツマンでも、なんでもいい。
ひとくくりにすれば、頑張って成功したひとの物語。これって・・。

共産主義の社会(すでに北朝鮮以外なくなってしまったけど)では、こういうテレビ番組は存在できなかっただろう。

メディアってこわいな~としみじみ思う。自分もテレビを作っているし、感動モノも結構つくってきた。頑張るひとが成功する話は好きだし。

けれども、すべてのひとがそうなれるわけじゃない。そこからこぼれるひとやこぼれる時がある。

そして、資本主義がもっともっと進むとどうなるのだろうと思う。

結論はでないけど、そのことについて考えたい。

あと、この後、これまでまるでノーチェックだった、女性向けゲームの制作に関わることになっている。 そこには、テレビメディアでは主役にならないような女性たちがたくさんいる。今はそういう女性に興味がある。

まとまりないけど、久しぶりの休み、次のテーマを考えるとワクワクする。

こんなこと考えながらも、働くことばかり考えている資本主義の申し子のようなわたし。

すっかり、染まってます。