山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

ホステスに説教するひととは?

そんなわけで、毎週「鴻上尚史の生き延びるために笑う」を聞いているんですけど、今週の「おたより」にこんなのがあった。風俗とかキャバクラで、働いていると、客が説教を始めることがある。「なんで、おまえはこんな仕事やってるんだ?」的な説教。自分も客のくせに、なんで男はそんなことを言うのか?というの質問であった。まあ、よく聞く話ではある。風俗(H関連から銀座のホステスまで含めて)の女性に対して、侮蔑というか、あきらかに、「下位の者」としてふるまうひとは結構いる。その理由はいろいろ考えられるけど、鴻上さんの答えは、すっごくすっきりしてて、面白かった。

いわく、「そういうこと言う男は、ようするにもてないやつなんだよ」と。

へーそうなのか。鴻上氏の説明は続く。基本的なこととして、まず、もてるやつは風俗へ行かない。もてないから、お金の力で女性をなんとかしようとする。ということは、日頃から、もてない=女に恨みがある、ゆえ、そういう店でついつい偉そうにしたり、説教したりするのではないか、と。なるほど~。かなり納得した。

確かに、もてるひとは、わざわざ風俗行かないであろう。知り合いで、自称もてるおっさんがいたけど、彼の彼女っていうのが、銀座のおねえさんでそれが何よりの自慢であった。が、もちろん、そんなの金の力であって、彼の魅力ではないのだが、知らぬは本人ばかりなり。

もっともっと昔なら、遊女(風俗一般で働く女性)と地女(普通の女性)の敷居は高くて、男は普通の女とそうそう遊べないから、専門職へ行ったわけだ。結婚を前提としないと、地女は、なかなか、深い関係を許してくれなかったから。だから、風俗が発達したわけだけど、21世紀ともなると、遊女も地女もそんなにかわらぬ貞操感である。

すると、もてるひとは、普通の女(だってタダじゃん)へいき、そうでないひとは、お金を支払う、という資本主義的結末になるのだろうなあ。鴻上さんの答えは、なんとわかりやすいことか。ようするにもてないやつの恨み節なのね、と思えば、説教されるキャバクラ嬢も溜飲をさげられることであろう。

と、なんとなく、ゆるネタでした。