山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ポテチ的小説。

今日は早起きして、連載している小説につける写真の撮影をした。前回は逗子でやったけど、今日は都内の自宅で。準備のため、昨日は朝から大掃除だった。それでも、大型犬2頭いると、部屋がなかなか片付かない。これだけがホントに悩みの種だった。けれども、これで二回目なので、ずいぶんとスチール撮影になれ、やっぱり一眼レフがほしいなあとしみじみ思うのだった。

いろんな写真が撮れて楽しかった。ご興味のある方は、ファッション雑誌「MISS」(世界文化社)に毎月、小説と写真掲載してもらってますので、見てください。うしろのほうの読み物のページです。ファッション誌をじっくり見るのも、久しぶりで楽しいけど、この読み物ページはなかなか充実しているので、楽しく読ませてもらっています。それとどんな女の子が読むのかなーなんて思いながら。

さすがに睡眠3時間で撮影だったので、少々こたえた。テレビのロケと違って、全部自分で用意しているので、楽しい分やはり大変なのだった。このロケをやると、ADさんのありがたさがものすご~くわかってくる。カメラマン、照明さんの偉大さもね。ほんと「演出」なんてひとりで、「わーわー」言ってるだけだったのね・・思ったりもする。(いやもちろん、偉大な演出家はたくさんいらっしゃいます)。

そんなわけで、掃除+徹夜+撮影で、疲れ気味。今日は早く眠ることにします。とはいえ・・昨日から読んでいる、大メロドラマ小説がなかなかやめられなくて、ずっと読んでます。先日、とある編集者の方が、小説っていうのは、「ありえない!」と思うひとが半分くらいいないとヒットしないのだ・・と仰っていたが、確かにそうかもしれない。この大メロドラマは、「ありえない!」の連続で、苦笑しながら読んでいるけど、でも、やめられませんねー。ポテチやめられない気分に似ているかもしれない。けれどもエンターティメント小説というのは、それこそが狙いで、一時的にその小説世界で遊ばせてもらう楽しさなのかもしれないなー。

が、やっぱ、自分はなんかもっとこうコムズカシイもの読む方が好きだなあ、なんか、と言いつつ、この日記書いたら、早くも下巻を読もうとしているのであった。はまってるんじゃん、わたし。