山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ぼんやり土曜日。

ミシェル・ウエルベックの「プラットフォーム」が届く。一昨日に注文して、もう手元にある。早いなー、便利だなー。こっちが読むスピードより、注文してから届くまでが早いこと。思えば便利になった。

マックの新しいOSも注文したから、26日には届くし、本ばかりじゃなく、最近はなんでもネットで買っているなあ。文房具屋さんに行くのは楽しみのひとつだったんだけど、それも最近ではオフィスデポなんかで、大量注文している。本を送るときの封筒とか、取材用のノートとか。

食料品だって、注文できるから、家から一歩も外に出なくても、誰にも会わなくても生きていけるように、なっているよなあ。原稿書いて、メールにくっつけて送ったりしているので、仕事もひとりできるし。
「そんなんじゃダメだ」的な気持ちもあるけど、どっかで理想的な暮らしかも…。あんまりひとと関わらないでやっていける…てのを、多くのひとも望んでいて、だから、実現したんじゃないかしら。ちがうか?

時々、俳優さんで、沖縄やニューヨークに住んでいるひとがいる。仕事のときだけ、東京に来る。作家さんだともっと多いかもしれない。どっかにいなくてはいけない必要って、自分もすでにあんまりない。打ち合わせのスケジュールだけをうまく調整したら、月から通ってもいいのかもね。

そんなわけで、風邪で10日間くらい、引きこもりさんだったけど、支障なくすぎていくんだなあとしみじみ。
とはいえ、来週からは、ロケもあるし、久しぶりにライブとかも行くし、まともなテレビのひとっぽい暮らしが始まる。たまにはそれもいいんだよなあ。松尾スズキさんの「クワイエットルームにようこそ」も見に行きたいし、ウディ・アレンの新作も見たいしなー。

のほほん。