山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

雪はやはりうれしい。



朝から雪。

うれしいので、無理して起きて、写真を撮る。だけど、雪の降る様子ってなかなか映ってない。拡大すると雪の粒が見えたけど、その写真を保存する方法がわからなくて、撮りっぱなしの一枚。雪の写真が撮れたし、雪も見られたので、安心して、また、寝る。ちゃんと起きたら、やっぱり、午後3時過ぎであった。

今日は、「赤い文化住宅の初子」と「檸檬のころ」をDVDで見た。「檸檬~」に出ていた谷村美月さんが良かった。芝居上手いし、彼女が演じる女子高校生像が、なんとも胸を打つタイプのコだった。「いるいる、こういうコ」と思いつつ、共感もしつつ、でも、こういうコはもてない…という現実もリアルでした。

ここ数日で、高校生が主人公の映画、4,5本見た。ううむ。なんでみんな高校生のお話なの?そして、田舎の共学の高校生っていいなー。東京の大学へ行くことがひとつの事件になってるし。部活とかみんな、一生懸命やってるし。日本の高校生って、ほんとはこうなんだ。

つぎに生まれたら、どっかの地方に生まれて、共学の高校とか行って、部活とかやってみたくなりました。なんだかなー、でも、なんで、日本映画って、高校生の話ばっかりなのだろうか。(それと、どの作品が…というのではなく、だいたい全部が批評性と時代性みたいなのが、割と皆無だなーと。なにも批評性と社会性がすべてとは思わないけど、アメリカの「THE OC」とか「ビバヒル」だって、もっと、時代性やテーマがはっきりしていると思うのですが)。

見ていると、時々、「えっと、これっていつの時代の話だっけ?」という気分になる。携帯電話が出てくるので、そっか、一応21世紀の話なのね、と途中で確認する。しかし、内容的には、いつの時代の話であっても、成立するような、よくいえば普遍性、悪く言うと、作りが雑なのではないかと。

そもそも、高校生の世界は恋愛だけじゃないと思うのだけれども。そして、その恋愛がそのように成立している背景にもすこしは想像力を働かせてもよいのではないか…と思うけど、ニエット!だめなんだよね。日本では。そういうのタブーだし、NGだし、確実に嫌われます。まあ、いいか。今更。

日本の女子高生は恋愛のことしか考えていない…というのが、先頃、国会でも決まって、それでよし!ってことになってるので、口出し無用でございましょう。はいはい。

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