山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ある占い師の予言。

えっと、いろいろあって、霊感占いへ行ってきた。

ぎょぎょ、なにやってんの?とお思いでしょうけれども、友人(女子)から、「あたるよ~」と聞いていて、一度行ってみたいと思っていたのでした。ところが、取りたてて悩みはなかったので、なんとなくそのままになってたんだけど、ここのところ、本当にラッキーなことに、たくさんの仕事がいただけて、今後どのように働いていったらよいかちょっと迷ったのだった。

そこで、ここはひとつ、占いの方に聞いてみようと、ほとんど眠らず行ってきた。(占い師さんから「眠らないで来てください」って言われてたわけじゃないですよ。胃カメラ飲む前に、お腹のなかをカラにして…っていうのじゃないんだから。単に、昨晩書き物終わったら午前11時、そのあと、お風呂入ったり本読んだりしてたら、2時間くらいしか眠れなかったというお話)。

場所は東京タワー近くの某所。普通の事務所みたいなところで、霊能者という名刺を下さった方も、私より年下の(たぶん)、普通の元気のいい女性という感じでした。で、まあ、占いが始まりました。

仕事やプライベートで関係のあるひと、関係を見てもらいたいひとの名前を書き、知りたいことを整理していくといいと友達から言われていたので、昨日のうちから、ワープロで、「関係者リスト」と「聞きたいことリスト」を作ってプリントアウトしておいた。

この、「関係者リスト」を作るだけで面白かった。というより、自分が何を大切に思い、誰との関係を心配しているのかが、はっきりするのね。最初に作ったのが、仕事関係者リスト。これ2通り。映像関係と出版関係に分かれる。で、各ジャンルごとに、現在仕事しているひと、これからする予定のひとなどの名前を書いておく。(もちろん、社名や肩書きはなし。名前のみ)。

次に、私生活リストで、「人生のパートナー」編と「友達」編。これらも書いているうちに、そうか、自分にとっての友達ってこういうひとたちなんだなーとわかって、自分のことなのに、面白かった。こうやって、自分の問題点を整理してから来てよねってことかもしれない。

さて、占いは、質問することから始まる。最初は小説について。続いて、映像編。自分の映画についてや、今後、映像の仕事と小説と二足のわらじでいいのか、などを聞く。

いや~面白かった。っていうより、精神衛生上良かったです。まず、一番うれしかったのは、ええい、なんとでも言ってもらっていいけど、「あなたの映画は、あなたが思っているよりずっとよい作品に仕上がり、とてもよい結果を呼びますよ」と言われたこと。「だまされている」「ひとが喜びそうなことを言うのだ」などと言いたい奴は言ってくれ。でも、いいじゃん。「あなたは自分の映画にとても不安を持ってる。でも、大丈夫だから、精一杯やりなさい。やっただけのものが返ってきます」と言われたんだ、これを喜ばずしてどうする!!

しかも、自分の映画に関わってくれる方たちは、みんな本気であなたの映画のことを考えてるから、信頼しなさいって言われた。うれしーうれしー。もう、すっかりできあった気分。(笑)。

続いて、小説については、「あなたは一生死ぬ直前まで、書いていくでしょう」と言われた。うれしー。老年になっても、書く場所はある…どころか、年をとるほど良いと言われましたー。

で、肝心の二足のわらじ。小説か映像か?「どっちかひとつに絞りなさい」と言われるのではないか、いっそ言われてしまいたいという気持ちはあった。「小説だけにしぼれ」と言われたかったのかもしれない。が、両方やれと言われる。それだけの体力と能力があるのだから、映像もやりなさいと。そうかーそうだったのかー。

そして、どうやら、私は仕事でたいへんひとに恵まれているらしい。意外なことに、「仕事上で敵対するキャラ」がいないというのだ。おーおーそうだったのかなー。(じゃあ、なんで、たびたび闘いがあるのだ?という気持ちもあるにはあるけど…)。

仕事の話で気分がよくなり、私生活の話へ。まあ、長い人生ですから、関わった♂もいろいろいるわけでー。まあ、この結果は秘密。

続いて女友達。気になっていたことを話す。これも不思議だなー。「仲直りしなさい」と言われる場合もあれば、「もう近づかないほうがいいです」と言われる場合もある。それが、どうも納得できる話なんだなー。

そんなわけで、1時間の占いでしたが、とても気分がすっきりし、(うやむやだった目標がすごくはっきりしたせいだと思う)。鼻歌交じりで帰ってきた。前向きカウンセリングといえばそれまでかもしれないけど、睡眠不足なのに、元気がわいて、そのまま、映画「ひとのセックスを笑うな」を見に行こうとした。が。満席だよー全然はいれなかった。これも見てもらっておけばよかった?なんちて。

というわけで、目標すっきり、自分を助けてくれているらしいすべての仕事関係者への感謝の念にあふれて、今、とっても気持ちがよいです。がんばれそうです。よかったー。

おめでたいと思うなら、思ってくれ!
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