山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

何度も思い出す。

今日になっても映画「トウキョウソナタ」のことばかり考えていた。

登場人物の内面とそれまでの人生と、「どうして、こんなことになってしまったんだろう」という気分と。だから、なにかが解決されるわけでもないのに、ようするに、何度もいろんなシーンを思い出して、ああ、あれは、あの伏線だったのかと気づいたり、冷静に見るとあれはやりすぎではないかとか、楽しみ半分、演出、脚本テクニックのおさらい半分という感じ。何度も何度も思い出す。

たぶん、こうやって何日も思い返してしまう…というのが、好きな映画ってことになるのだろうなあ。何度でも味わえる。決してあら探しではなく、細部を思い返してみるのが好きなんだな。

いつのまにか一週間が終わった。夜、友人とご飯食べに行ったので、「流星の絆」見るの忘れた。ちっ。見たかったぜい。