山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

幅充孝さん。



写真は今週号の「アエラ」

なんでそんなもんを載せているかといえば、アエラのなかの「現代の肖像」というコーナーにブックディレクターの幅充孝氏が特集されているからである。さらにもっと言うと、幅さんには、自分の映画「すべては海になる」に出てくる書店の、佐藤江梨子ちゃんが演じる書店員が、作っている本棚のブックディレクションを頼んだからなのであった。

で、そのことがね、アエラの記事にもなっているんですよー。確かに、ブックディレクターを採用した映画って、これが初めてかも…。幅さんの作る本棚、セグメントわけは独特で面白かったな-。横浜の某書店で、深夜、黙々と本棚作りをしてもらったのだった。懐かし。

そういえば、その時、自分もアエラの方に取材されたけど、山田あかね監督のセリフとしては、掲載されているのは、「それ、面白い」のひとことのみだった…(笑)。いえ、いいんです。これ、あくまで幅さんの取材で、それで映画のことも取り上げてもらえたので、うれしーうれしー。

この記事を読み、へえ、幅さんが作った本棚、見たいなーと思って、映画を見に来るお客さんもいるかもしれない。それに、この本棚は一見の価値あるものなのでした。棚として意表をつくデザインだし、本の選び方、並べ方、ポップからなにからなにまで、とてもユニークなの。映画はほとんどこの本だなから始まるといって過言ではないので、ぜひぜひ、見て欲しいです。

そんなわけで、今日もテレビ番組の編集でしたが、午前中には映画関連の行事がひとつあって、久しぶりに敏腕出版プロデューサー アップルシードエージェンシーの鬼塚氏にも会え、なかなか充実の一日でした。

明日は、とりあえず、テレビの編集のみなんで、ゆっくりしたいな…っていっても、終日仕事だけどさ。ちょっと病院にも行きたいんだけどね。

そんなわけで、映画にさわると気分がよくなる私でした。

そうだ、昨日は、「INTO THE WILD」見ました。その数日前に「パラノイド・パーク」も見た。どっちも感想はまた、後日。ざっくり言えば、「パラノイド」はあんまし好きじゃなく、「インツーザワイルド」は結構良かったかもしれません。主演の男子の容姿が好みかどうかにも多大に影響されているけれども…(笑)。