山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

初体験

今日は、一日、ほめられデーだった。

お昼のラジオの番組に出演した。初めてのラジオ出演。出演のわずか15分前にラジオ局に入り、担当のディレクターの方とちゃちゃっと打ち合わせしたら、すぐにスタジオ入り。その場で、ナビゲーターの寺島尚正さんにご挨拶し、軽く打ち合わせ。打ち合わせというより、おしゃべりっぽくて、途中、「え、もう、始まっているのかな?」と思うほど、お話がなめらか。で、10分ほどお話ししたら、「さ、本番ですよ」と言った次には、始まってた。ほー。

自分、テレビのひとですから、本番といえば、バラエティなら、「本番10秒前!」とかの声がするし、ドラマは、「よーい、スタート!」という声がするけど、ラジオは、ホントに、普通のおしゃべりをしているうちに、始まった。直前に寺島さんが、冗談を言い、なんで、本番前に冗談なんていうんだろうって思ったけど、笑っているうちに始まり、そーか、自分の緊張感をとるためだったんだとわかり、さすが、プロ。

寺島さんは、自分の映画を見て、とても気に入って、番組に呼んで下さった。感想を伺うと、自分が映画を通して描きたいと思っていたことがまっすぐに伝わっている感じがして、嬉しかったー!いろいろ映画の話をして、ラジオだからばれてないけど、思わず、涙ぐんだところがあったよ。セリフとかテーマとかの話の時にね。

あっというまの10数分だった。自然な会話にしようと思いつつ、寺島さんがしゃべっている間は、かぶらないようにしよう…編集のとき、たいへんだからな…などと、テレビの取材のときの気持ちになっている。生放送なんだから、編集はないし、かぶっても多少はいいはずなのに、体にしみついた、「相手がしゃべっているときに、かぶしてこられると、編集大変!」の法則が消えなかった。

楽しかったし、嬉しかったけど、終わったときは、ちょっとハイになっていた。クールダウンするために、映画の宣伝部の女子たちと、近所でランチをした。文化放送のある、浜松町は、ザ・サラリーマンの街という感じで、がっつりしたメシ屋風の店が多い。ランチと言っても、今日最初のご飯のため、軽めの店がいいなーと思っていたけど、そんなところ全然ない。

日頃、表参道とか六本木とかを徘徊しているので、この世はカフェであふれているのかと思っていたら、ちがうじゃないか。懐かしの「喫茶店」風の店も健在。喫茶店って絶滅したのかと思っていたよ。で、結局、定食屋に入り、和定食をいただく。量が多くて、安いのにも驚いた。

そんな人生初のラジオ出演を果たし、いったん帰宅。再び、夕方出動し、今度は、雑誌系の取材。こちらは、よく打ち合わせに使わしてもらっている、近所のホテルのラウンジなので、リラックス。ゆったりソファで、紅茶を飲みながら、楽しく会話し、写真も撮ってもらった。その後、再び、帰宅。近所で仕事なので、いちいち家に帰ることができてうれしー。犬社員も喜ぶし。

で、夜になって、再び、出動。老舗ホテルの、大人の集まる高級バーにて、打ち合わせ。なんか、そういうところ久しぶりだったので、楽しかった。それに!オススメと言われたサンドイッチと、お酒の飲めない自分のために、イチゴをじゃんじゃかしぼって作ってくれたイチゴジュースが、すばらしく美味しかった。いや~リッチな打ち合わせだった。

冷静に考えてみると、とてもハッピーな一日であっただろう。ラジオで褒められ、雑誌の取材で、ほめられ、夜の打ち合わせでも、ほめられた。みなさん、一応、わたしをよきものとして、声をかけてくれているわけだから、このようなハッピーなことはあるまい。ずっとお座敷のかかっている芸子の気分である。

しかし、自分の愚かさがばれないように、ひやひやもしたので、それなりに疲労もするのだった…などと、贅沢なことを言ってはいけませんよ。

明日はちょっと、ゆっくりデーです。