そんなわけで、レトリーバー種がたくさん参加すると聞いて出かけた、フィールドトライアルの様子。
出場した、飼い主さんとレトリーバーたち。
笑顔の素敵なおじ様は、忠実なゴールデンくんをつれていた。
見よ、この真剣な瞳。「あなたしか見えない」って犬のためにある言葉だと思うよ。
出場はしないけど、愛犬と見学に来ていた女性。
白ラブくんは、結構な高齢で、前は出場していたという。
そして、黒ラブくんとご主人様。
こうして始まった狩猟のショー…みたいなもの。動画でごらんください。
ただし、かなり遠くからしか撮影できないので(危険だし)、わかるかどうか。
狩人が獲物を撃つ。
そして、それを狩猟犬(回収犬)がとりにいく。
こちらが、獲物。野生のキジたち。
けっこう、残酷な遊びではある。
それをみんなで見るのである。
また、ゴールデンを見つけたので、声をかけた。
ゴールデンは甘えん坊だ。飼い主にしきりに抱きついてた。で、わたしも…。
抱きつかせてもらった。超ハッピー。
やっぱり犬が大好きだ。
みんな車で来ているんだけど、こんな車もあった。
犬がいるのは、こっちかな。
そんなわけで、朝からお昼まで、犬の仕事ぶりを堪能した。
レトリーバー種は、こういう原野で、走り回って生きてきたんだなと思う。
そう思うと、狭い東京のマンションで、ぎゅーぎゅー詰めで暮らし、小さな児童公園に通うくらいしかできなかった、ミニとカナに申し訳なく思う。
こういう場所を思い切り走らせてやりたかった。
あ…でも、ミニとカナのために、逗子の家を持っていたんだし、海にはいっぱい行ったから許してもらえるかな。
それと…この原野にいるとき、懐かしい臭いを何度もかいだ。同じレトリーバー種のせいなのか、犬たちが、落としていく排泄物が、ミニのものと同じ臭いを発していた。
普通のひとなら、犬の排泄物の臭いなんて、かぎたくもないだろうけれど、私にとっては、懐かしい臭い。
すぐそばにミニがいるような気がして、ちっともいやじゃなかった。
だから、犬の落し物にまったく注意しないで、ガシガシ歩いた。
(犬は排泄し放題だったので、そこら中に転がっていたのね)
厳しい寒さだったけど、すごく生き生きした。4時間くらい、原野を犬とその飼い主さんたちのあとをついて歩きました。
ゴルフのギャラリーみたいな感じでした。
午後は、再びロングドライブ。ケンブリッジ近くまで、もどって、翌日の、動物病院訪問に備えました。
それはまた、次のお話です。
そして、イギリス一と言われる動物病院にて、ミニのカルテを見てもらったのでした。
そこで、衝撃の事実が……!
また、明日です。