山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

演出・演技について学ぶ・考える

先日、東京工芸大学で撮りました、ミニドラマが完成し、公開講座&完成披露となりました。



この公開講座は、工芸大学の学生さん以外でも、演出・演技に興味のある方でしたら、見学できます。

私の作りました、「千羽鶴」というミニドラマは、3分くらいのもの2本と10分くらいのもの1本。

出演 藤谷文子 米村亮太朗 森岡龍 南風佳子

どういうことかといいますと、まったく同じ1本のシナリオを、俳優と設定、演出法も変えてやってみる…というものです。

演出によって、作品がどのように変わっていくかを、実際に見ることができます。

私もこのような試み…まあ、実験ですね、やったことがなかったので、まず、刺激的であったこと、同時に、これほど、演出によって、ドラマが変わってしまうのかを実感し、非常に面白かったです。

参加してくれた、俳優さんたちがみなさん、演技にたけているので、このようなことができたと思います。

撮影は、時効警察とかテレビドラマで、エッジの効いた画面を作りだすことに定評のある下門さんというカメラマンにお願いしました。

かなり面白いものができています。

興味のある方、ぜひ、見にいらしてください。無料です。

そして、あの諏訪敦彦監督の作品とその演出についても、ご覧いただけるという豪華なイベントです。

諏訪さんの回は、自主映画界の監督たちが俳優として参加していて、これもまた、見逃せない。

独自の世界を展開してくれています。

作品の上映のあとは、山川直人監督の司会のもと、トークがありまして、コアな内容になりそうです。

台湾から戻って翌日だし、3月11日という特別な日なのですが、特別な日に、自分にはふさわしい、刺激的で勉強になる講座だと思います。

自分がやりたいことに戻ってみることができる一日です。

少し前に書いた、「大学で何を学ぶか」につながることと思います。

では、講座でお会いしましょう。

大学の場所とか詳しいことは以下のHPをごらんください。

東京工芸大学・ディレクターズ・ライブ

 3月11日(日) 午後1時~夕方くらいまで

 参加費 無料