山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

今日も今日とて。

今日は映画の取材のために遠出。

本当は昨日行く予定だったけど、寝坊。起きたら、間に合わなそうな時間だったから諦めた。

で、本日、準備万端、万難を排して出発。

…のつもりだったのに、東京駅付近で、忘れ物に気づく。

うわー!

なくてもいいと言えば、いいかもしれないからこのまま行くか…としばし、悩むも、やっぱりないとダメだと思い直して、自宅へ戻る。

行きは自宅から最寄り駅まで歩き(徒歩3分)、電車を乗り継いで行ったけど、間に合わん!とタクシー。

帰宅し、忘れ物をとり、再び、出発。ターミナル駅までタクシー。

この時点で予定より1時間遅れている。経費的にも1800円近く多めにかかっている。

本当にねえ、困ったさんだ。

そして他県へ進む電車に揺られる。

揺られている間に、ネットでとある情報を入手。

え?

それは、この映画とは別の企画に関する、急を要する情報。

えええー。これ、もっと深く調べないと。取材しないと。

電車のなかで急にあわあわする。

どーしよう。いつ、取材行こう?だいたい、OKもらえるのだろうか。

あーなにやってんだよ、自分。仕事おせえよ。と自己嫌悪の渦に襲われる。

思わず、電車下りそうになる。

が。

今日は今日とて、重大な取材に向かっていたのであった。そっちに神経を集中させないといけないのに。

かようにすぐゆれる。すぐ別のことを考えて仕舞う。

思考がいつも浮気なのだ。リスクだけじゃなくて、思考まで分散してるんだよなあ。

しばらく、混乱したあと、浮気心をぐっとおさめ、「今」に集中する。

もう、現場に向かっているのだから、余計なこと考えている暇はないよ。

で、とある地方都市に到着し、取材。…というか、取材交渉レベルかな。

それでも、初めての体験だったので、緊張したり、刺激的だった。

刺激的だったので、車中での動揺はすっかり忘れている。

今しか見えない。

すみやかに終わり、帰路につく。

帰りに「華麗なるギャツビー」見に行こうかな、「嘆きのピエタ」か…などど考える。

電車のなかの案件を忘れておる。

反省して、まっすぐ帰って来る。

電車のなかの案件に対処。

というわけで、リスク以外もいつも分散気味でやっております。