山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

夏休み

すっかり、最近、ブログを書かなくなっておりました。

7月に放送された、「ザ・ノンフィクション」は視聴率もよく、中身も好評で、一時、浮かれておりました。

連日宴会に出かけたり。

しかし、今はすでに次の番組づくりにいそしんでおります。

9月の動物愛護週間に、ついに、「犬もの」が放送になりそうです。

(詳細は、情報解禁になりましたら、お知らせいたします)

再びロケに出たりしておりまして。

そんなわけで、まあ、夏休みはナシですね。

でも、犬らの役に立てるなら、それは本望であります。

なので、余暇は映画やdvdを見て、楽しんでいます。

最近見たモノを列挙すると…

ついに、「ブレーキングバッド」第⑤シーズン、全部見ました。

やっぱり、このドラマはすごいです。

ラストで、主人公のウォルターがなんのためにここまでやってきたか、を語るシーンにぐっときました。

家族のためでも、お金のためでもなく…。

とても正直で、科学者らしくもあるし、ひとが夢中でなにかをする理由について、明確に語ってました。

日本のドラマとかだと、「妻を愛していたから」とか「夫を守るため」みたいな、うぜーセリフを最後に言わせるものが多いから、ホント、つまんないんですけれども。

その他、見たモノ…

*映画「アタック・ザ・ブロック」
 ロンドンの団地(ブロック)が舞台のエイリアンモノなんだけど、ストーリーはお約束っぽいんだけど、団地で暮らす不良少年たちの描き分けとかが好きで、楽しかった。

*映画「365日のシンプルライフ」
 フィンランドのドキュメンタリー。失恋した26歳の青年が、すべての持ち物を倉庫に入れて、リアルに裸一つになって、一日一つだけ倉庫から取り出していく…という試みを撮影したもの。
 モノにあふれた世界で暮らす私たちにとって、モノってなにかしら?本当に必要なモノってなにかしら?と問いかけるような作品。でも、かなりおしゃれっぽい作風でした。

 しかし、世界レベルでモノやお金に振り回されるのはもう、うんざりだ!って気運が高まっているのかもしれない。特に20代、30代のひとたちにとって。

 「ザ・ノンフィクション」で取材したphaさんにしろ、「ほしいものがそんなにない」「ブランドものとか興味ない」ってひとは増えているんだよね。モノに囲まれても、幸福にはなれないってわかってしまったから。けど、だからってどうしたらいいの?…という気持ちを実験した作品でした。
 
*舞台「おとこたち」(劇団ハイバイ)
 久しぶりのハイバイ。すでに人気作家の岩井秀人氏。安定の舞台だった。
 平原テツ氏、良かったなー。

列挙しょうとしたけど…思ったほど、映画見てないな。

7月末からロケ行っているので、それなりに忙しいし、真夏のロケは消耗が激しくて、回復するのに時間がかかるのだった。

こうして、今年の夏も暮れてゆくんですね。