山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

「居酒屋ふじ」

今日はすごい雨でした。

ハルは怖がって、デスクの下に潜り込んでくるので、仕事がはかどりませんでした。



…って、そんなに働いていませんけれども。

仕事、といえば、本日は、書泉グランデで、小林銅蟲さんとphaさんのトークがあったみたいですね。

Twitterで知りました。

あー、行けばよかった…というか、見に行こうと思っていたのに、つい、日程をチェックしていなかった。

アホですね、相変わらず、マヌケです。

で、今夜は、脚本を書いた、「居酒屋ふじ」の第7話のオンエアなので、お知らせです。

このドラマは、実在する「昭和」っぽい居酒屋「ふじ」の物語で、「昭和に詳しいだろう」ということで声がかかって、脚本をいくつか担当しました。

まあ、ようするに「年寄り」ってことですが…笑。

昭和の出来事を折り込みつつ、テーマにしつつ、笑いと人情と…みたいな感じでしょうか。

で、今夜の回は、「超能力」をテーマにしてみました。

私が子供のころ、「スプーン曲げ」とか「ユリゲラー」さんとかが大流行して、みんなでスプーン曲げたりしたんですよね。

小学生のころは、「こっくり」さんとかいう遊びもあって、「この世界には自分の知らない飛んでもないものがあるらしい」と

目を輝かせて、信じていたような気がします。

大人になるに連れ、不思議だと思っていたことをどんどん理解できるようにもなりました。

例えば、「魔女」などは、魔法を使える女性のことというよりは、当時の規範に合わない女性を処罰するためのものだった…とか。

不思議なことの裏には、案外、痛々しい歴史があったりするものです。

妖怪とかお化けとかもその発祥を見ていくと、「この世ならざるものを描くことでしか、復讐されえないもの」の場合もあるんですよね。

あっ。

でも、今夜の「ふじ」の超能力はそんなにヘビーなものではないですが、この世にはやっぱり、「不思議」とか「超能力かも?」と思えるようなことがあるなーとたまに思います。

それは、一瞬で場所移動できたり、タイムスリップとか、人の心が読めたり…みたいことというより、

びっくりする偶然とか、

絶対会うはずのない人と会うとか、

そういう類のことであります。

そして、芸能の仕事をしている人には、やはり、なにか特別のキラメキを感じることがあるんです。

それは説明のしようのない、なにか。

ひとはそれに惹かれていくのだろうと思います。

私自身も。

そんな気持ちをちょっと込めて書きました。

どうぞご覧ください。

(私もオンエアで初めて見ることになるのですが…)