山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ベイビーシャワーケーキ


ベイビーシャワーケーキは本と同じで、甘くて切ない味!

日曜日は、久しぶりに、逗子の家で宴会。
ここのところ雨ばかりだったから、少し心配してたけど、とてもよく晴れた。
今日の宴会メンバーは編集者ばかり。特に接待というわけでなく、友達の友達などが集まっただけなんだけど、結果的にそうなった。
出版してからは初めての宴会なので、調子好いて、自分の本のタイトル入りケーキを注文する。ケーキはいつも葉山にある、ラ・マーレド・チャヤで作ってもらう。好きな色で好きな文字を書いてくれるんだ。今時珍しいバタークリームのケーキなんだけど、これが結構、宴会では受ける。なぜか、懐かしい味って、世代がちがってもみんな言う。

全員が知り合いじゃない宴会は、新しい出会いもあるかもしれないけど、一方で全くしらけることもあり、ホステスとしては、ちょっと気になる。以前、何も考えずに、暇な人に適当に声をかけたら、最悪の結果となった。それぞれ2、3名のグループに別れたまま、交流せず、もくもくと食べたり飲んだり。ひとりきりになってしまう女子もいて、つらかった。そして疲れきった。
以来、集まるメンバーには心を砕いている。宴会、というジャンルに限って言えば、この世には、「もてなすタイプ」と「もてなされるタイプ」の2種がいて、このバランスを見誤らないことが肝心だ。

もてなすタイプの男女が全体の2割は存在しないと、宴会は失敗する。うちの宴会はあくまで、楽しくしゃべって飲もうよが、基本であるので、「いい男いないじゃん」とか「かわいいコ以外、しゃべりたくない」というどこでもナンパ体質のひとが、多いと悲惨なことになる。合コンじゃないんだからさあ。
今回は、同業者同士だったし、年齢も近かったから、わりかといい感じに終わったと思う。
(そう信じているのは私だけ?)

写真は宴会当日の、夕焼け。きれいだった。

天気が良かったので、海がとてもきれいだった。
せつなくなるほど。

しかし、そんな景色を見ながらも、宴会で一番受けるテーマは、はしたないことだったりする。最近、つい、口にしてしまうのが、
「私、こんな場所でHしちゃいました、ってことある?」という質問。
これまでの経験のなかで、こんな、人に言えない場所でイタシテしまった、という
恥ずかしい告白を強要するわけだ。
もちろん、ほんとのことをいう必要はない。
要は、このテーマでどれだけ、受けるかってこと。
笑いでも驚きでもいいんだ。
へえ、そ、そ、そんな場所で?という突っ込みが楽しい。
つい、そのときの状況を詳しく質問したりする。
この日もそれで、大盛り上がり。

え、どんな場所が出たかって?
それは、宴会に参加したひとたちだけが共有している秘密。
この秘密のおかげで、ちょっと仲良くなったりするのだから。

みんな、サンキュー。