山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

運命の巡り合わせ

ほんとは、運命とか因果とか考えたくない。
けど、最近、運命みたいな出来事がつぎつぎに起こって、自分以外の力が働いているように思ったりしてしまう。

5月1日のブログに月が変われば、いろんなことが変わるかもね、と軽い気持ちで書いたけど、その日のうちに父親が倒れ、一週間後には亡くなり、連休があけると、仕事の面でもいろ~んなことが起きて、ほんとにびっくり。

思えば、今から10年前の95年、日本ではいろんな事件があったでしょう。関西大震災に地下鉄サリン事件。個人的にも、賞を3つもらったり、小説家を目指すことになったり、激しい一年だった。

あれから10年経って、にわかに、身辺が慌ただしい。もちろん、そんなの偶然とも言えるけど、なんだかな。

こういう時は、抵抗しないで、目の前にある仕事だったり、出来事を、きちんきちんとやっていくしかないよね。たぶん、ここのところ、ずっと精神的にハイテンションになっていると思う。

夜は、普段でもなかなか眠れないのに、ますます眠れないし、落ち着いて、書き物へ迎えなくて、それが一番困る。焦れば焦るほど、気ぜわしいし、にもかかわらず、毎日のように、心騒ぐ出来事があったりして。

残された母の行き先や、相続の問題やなにかやかを姉妹で相談して決めないといけないし、一方で、自分の仕事もこなしていかないといけない。

あったりまえのことだけど、ほんとにたいへんだな。
今までは、自分のことだけ考えていればよかったのに、そうもいかなくなった。
自分のことだけだって、精いっぱいだったから、たいへんっす。

でも、誰もが通る道だし、ひとのことを考えるのも大切なことだよね。
別の意味でオトナになったように思う。