山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ハナ曲がりの彼女

前から気になっていた。
冷麺をお土産で大量にいただき、少しずつ食べていたのだが、ここのところ忙しかったので、ほおっておいた。
冷蔵庫の片隅に、なんだか風船みたいなものが入っているなあと思ったら、その冷麺のパックだった。
かなりアヤシイとは思ったものの、とりあげず、開封してみた。袋が膨らんでいたのは、麺が入った袋が膨らんでいるからで、同封のキムチや汁はレトルト状態で問題なさそうである。

が、麺の袋は、ものすごく膨らんでいて、子犬ようのマクラくらいある。意を決して開封、食べられるかどうか、匂いを嗅いでみた。賞味期限は一週間ほどすぎている。しかし、何事もルールに縛られないのをモットーにしてきた。期限が切れても、大丈夫な食品はたくさんある。すべては、自分のハナにかかっている。匂いでわかるものだ。

そんなわけで、麺のはいっているビニール袋にハナをつっこんだのである。
うわっ。
ほんとにハナが曲がるかと思った。クッサなんてもんじゃない。明らかに人体に有害な物質が発生しているのである。硫酸のような、とにかく強烈な匂いだった。あわてて、ジプロックにいれてから捨てた。

しかしなあ。
最近の食品は、たっぷりの保存量のおかけであそこまで、腐ることはない。人生でこれほどすごい匂いを嗅いだの初めてかもしれない。それくらい強烈だった。

いったい、なんのガスが発生していたのだ?
賞味期限一週間であそこまで別の物質に変化できる麺って、超自然素材として喜んでいいのか、あるいは、最初からかなり危険な食品なのか、わからない。

いやあ、久しぶりに、恐ろしい目に遭いましたとさ。