山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

崖っぷちだよ、人生は。

水曜日は、週に一度のお楽しみ、「ディスパレートな妻たち」の放送だ。

夜の10時からだから、ちょっとお出かけしていると見逃すので、注意が必要。それでも、今日は、間に合って帰ってこれて、紅茶をいれてお菓子も用意して、きっちり見ることができた。

連続ドラマって、続けて見ていると、ドラマのなかのひとたちが、知り合いっていうか、友達みたいに思えてきて、「あら、スーザン、今週はマイクとデートしないの?」とか「リネット、ちょっと老けたわね」なんて、ストーリーとは関係ない部分も楽しめる。

このドラマは基本的に面白いんだけど、展開が案外読めないっていうか、殺人事件なども起こっているんだけど、どうも、殺人事件の解決以外のテーマで毎回、ひっぱっていて、「殺人」という事件も、
『夫の不倫」とか「娘の初体験」とかと同じレベルの事件のひとつにすぎないんじゃないの、という気がしてくる。

というか、そういう意識で作っているのではないかな。殺人はもちろん大きな事件だけどださ、人生には、ほかにも事件はいっぱい起こるし、殺人にだけ気を配っておけばいいってもんでもない。

「殺人も事件のひとつに過ぎない」って。

そんなわけで、このドラマ、何回シリーズなのかな。ふろしきを広げ過ぎっていうか、いろんなことが複合的に起こってしまって、どこをどうみても、トラブル、謎だらけ。恋愛あり、殺人あり、ビジネスありというわけ。

でも、面白いよ~。とりあえず、このシリーズが終わるまでは生きていることにする。