山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

嫌クリスマス流というわけでもないけど。

普段、家にいるときは、J-WAVEを割とつけっぱなしにしている。
が、本日は、クリスマス特集とやらで、食傷気味。
音楽はともかく、メッセージ、気持ち悪いの多くて。

で、いただきものの、ジャック・ジョンソンの日本でのライブDVDを聞いたりしている。
クリスマスケーキもいただきものを食べましたけれどもさ。
クリスマス関連もどこまで行くのかという疑問が。

子どもの頃の、ケーキ食べて、ふざけている間は良かったけど、イベント化が激しくなってくると、どうしても、根源的なところへいっちゃうでしょう。
キリスト教徒でもないわけだから。

けれども、くだんのJ-WAVEで、
かの坂本龍一氏の娘、坂本美雨さんが、クリスマスの思い出を聞かれていて、
「ニューヨークにいた頃から、うちではクリスマスってやったことないし、
特別な日って感じたこともないし」とさらりと語っていたのが面白かった。

インタビューしていたロバート・ハリスさんが
「じゃあ、友達のクリスマスとかうらやましくなかった?クリスマスパーティーとか行かなかったの?」
とつっこんでいて、それに対して、坂本美雨さんが
「別にうらやましいと思ったことないし、クリスマスパーティーもあまり行ったことないし、行きたいとも思わないですね~」て低音で語っていて、気持ちよかった。

ほら、ニューヨークでもこんなもんすよ。

と言いつつ、自分も若い頃はお約束のことをそこそこやったような気がするけど、けれど、仕事を始めてからは基本的に忙しいから、それどころじゃなかった、というのが真実だけど。

でもって、ジャックジョンソンに戻るけど、日本のライブ映像って、日本の風景だからつまんないよー、やはり、ハワイの映像にしてほしいなあ。

もちろん、このPVを撮っているのはアメリカ人だから、アメリカ人からは日本はこう見えるのね、という興味はある。ソフィア・コッポラの「ロストイントランスレーション」を見るような。

夜は、もう一回「月とチェリー」を見る。ううん、日本もいい国になってきたのではないか、と漠然と思ったりして。