山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

監督はやはしかっこいい。

今日、2月26日は、日本映画監督協会の70周年でした。

これを記念して、「映画監督って何だ!」という映画が制作され、盛大なパーティーもありました。
テレビしか撮ったことのない私ですが、一応、会員として末席に位置し、高名な監督に混じってちょこちょこっとお手づたいをしている次第。

本日の任務は受付でした。
いやあ、楽しかった。テレビとはいえ、日頃は監督またはディレクターとして、指示を出す立場にいるのですが、ここでは、一協会員として、チーフの指示に従ってお仕事するわけです。それは、なんともいえない甘美なもの。当時はものすごく大変だったとはいえ、懐かしいAD時代を思い出しました。

だけど、パーティーの受付っていったって、すごいメンバーなんですよ。隣には、東大出身、「FOCUS」や「ゲーム」で知られる井坂聡監督、自主映画界の星で憧れだった石井聰亙監督たちがお出迎えするんです。正直、石井監督と並ぶことができるなんて、どきどきでした。(ものすごくかっこいいんだからっ)

上映会、パーティーと雨にもかかわらず、非常に盛り上がり、吉永小百合さんはじめ、美しき美人女優さんたちも多数ご出席され、いろんな監督にお会いできて、しあわせ。大島渚監督、かっこよかった。

すべてが終わったのが21時過ぎで、その後、みなさんと打ち上げ。いやあ、飲む飲む。
これもまた楽しかった。

20歳くらいのボランティアの女子などが多数かけつけていましたけど、(映像業界を目指す若者たちね)なんだろう、やっぱり、監督っているだけで魅力のあるひとが多いんですよね。それはハンサムとか背が高いとか収入が多いとか、着てる服がおしゃれとかの問題ではない。たぶん、世界で一番もてる職業だと思う。とにかく、みなさん、魅力的。

この年になっても、一瞬で女子高生の気分にさせられちゃいます。だって、魅力的なひと大杉。
「このひとについて行こう」って思わせるオーラがでてる。まあ、そういうオーラがないと、監督にはなれないともいえる。

そんなこんなで帰ったのは、朝の五時だ。明日は大切な打ち合わせがあるというのに、どうにも帰りがたかった。「帰りたくない」気分になってしまうのだ。

ううん。
だから、やっぱり映画はあきらめられない。