今日は、監督協会の集まりに行ってきた。
最近、あまり参加していなかったんだけど、1月の大島渚監督の葬儀のお手伝いに行って、その時、監督協会の面々が、慎ましやかにそして勤勉にたち働いているのを見て、なんだかじんと来たんだ。
日頃、監督業でたくさんの人に指示を出し、弱音を吐かないようにしている強面の男たち(女もいる)が、雨のなか、半分濡れながら、弔問客を案内したり、場内整理にあたっている姿に胸を打たれた。
もちろん、大島渚監督への敬意がそうさせたのだけど、映画への敬意、映画を信じて作って来た人への掛け値なしの敬意に見えた。
そして、そういう敬意を出して、胸にあついものをもった人たちに、深い愛情を感じてしまったのだ。
だから、久しぶりに顔を出した。
そしたら、やっぱり楽しかった。
楽しかった…と言い切ってしまうと問題があるかもしれない。協会の仕事のための会議なので、「楽しい」とか言ってる場合じゃないんだけど、いろんな監督と話すとホントそれぞれ面白いんだよなあ。
ひととして魅力のあるひとが多いの。
作品以前にその人物が面白いんですよ。
こういう人たちと仲良くご飯を食べたり、お酒を飲めたりして良かった~って思いながら帰って来ました。