山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

プロとアマの間の深い河?

「連休は終わったのだ」ってことを実感したのは、実はこのブログのアクセス数であった。

連休中は、みなさん、遊びに忙しかったのか、普段の半分しか、ここを訪れてもらえなかった。(さみし)。ところが、本日は、その三倍に。仕事始めに、このブログを見てくださったなんて、なんて、ありがたいんだろう。そうとわかっていたら、昨日はもっと有意義なことを書いたのに…。って、有意義なことなんて、書けた試しがねーじゃないか。(すまん)。

私もすっかり通常モードになり、今日は、気になっていた原稿直しをした。自分は映画監督協会の広報委員というのをやっていて、5月は協会のホームページの編集長であったのだ。あったのだ…って過去系だけど、すでに五月なのに、更新されていないもんで…。

五月の特集は「映画監督になる方法」と銘打って、いろんな分野出身の監督たち(隅田靖さん、吉田大八さん、山下敦弘さん)から、どうやったら監督になれるかを話してもらうという座談会を催した。これが4月1日のことであった。この原稿書き起こしにバイトを頼んだのだが、このバイトにバックれられたのであった。原稿を回収できたのが、連休のどまんかだったので、今日、やっと原稿起こしをして、構成をしたという次第。

いや~参ったよ。無責任なバイトを雇ってしまって。これまでもたくさんのADさんと仕事し、遅刻してくるやつもいれば、資料をなくすひともいた。その度に叱ったりもしてきたけど、今思うと、やはり、ADというのはプロであって、多少のミスはあっても、まず、謝るし、自分のミスのフォローは当然やるのであった。雇ったバイトの無責任さを見て、これまでつきあってきたADさんたちが、天使に思えたわ。やっぱり、プロという気概が全然ちがうのね。

自分だって、ミスはするし、このブログだって、誤字脱字は多いし、優秀なADであったわけでもない。が、少なくとも引き受けた仕事を放置したことはないし、ミスすれば謝ったし、その都度、最善を尽くしてきたように思う。が、この世には、「そんなこと、しらねーよ」ってひとがいるんだなー、知りたくなかったけど。

というわけで、やっと原稿ができた。座談会はとても有意義で楽しかったので、原稿作りも楽しかった。それぞれの監督の人柄もよく表れていたし、監督になりたいひとたちにとってはとても参考になると思う。また、監督志望でなくても、読み物としても面白いし、業界裏話としても楽しめると思う。

いつアップできるかわからないけど、どうぞ、楽しみにしていて、下さいませ。

深夜に二度も地震があって、びびった。この原稿を書いているデスクの横には、巨大な本棚があるので、地震が起こると本の下に生き埋めになることが間違いないため、ちょっと揺れるとすぐに避難することにしている。こわいよー。

明日も真面目に働こう。