この世は、大きくわけて、二つの世界に分かれている。
ひとつはベタな世界。もうひとつは、ベタを拒否する世界だ。
世界はほとんど、ベタなもので回っていると言ってよい。
ベタな歯車に乗っていけば、世界を泳ぎやすい。
すいすいすすみ、協力者も得やすい。
けどさ。
どうも、べたなものにつかるのが苦手。
考えてみたら、テレビ=ベタな世界だったのに。
いえいえ。
そんなことは、20年前から知っていて、途中でスタンス変えたのだった。
そのために、こつこつ自分の場所を開発しているのだ。
ベタじゃない世界は茨の道である。
ほとんどのひとがぬくもろうとする毛布をはぐような場所だ。
だから、チト寒く、厳しかったりする。
そして、道、はるかなり。
ま、いいか。
ぼちぼち行けば。