山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ひとりで見る海の色は。

宴会の翌日は、なんとなくぼーっとする。

朝、東京で仕事のある人を鎌倉駅まで車で送る。帰り道、ガソリン入れて、洗車して、材木座海岸で犬を遊ばせようと計画してたのに、ぼんやり運転してて、いつも行くGSスタンドを通り過ぎる。仕方ないので、国道134に出たら、渋滞してる。あらら・・・と思うけど、急いでる訳じゃないし、海沿いの道をゆっくり走るのは楽しいので、いいことにする。

材木座の駐車場も並んでいるので、やり過ごす。逗子方面からくるっと回って、べつのGSでガソリン入れて、窓を拭いてもらって帰ってくる。犬たちには、ゴメンねと謝って、うちの前の小さな海岸で我慢してもらう。それにしてもすごい風。この強風のなかで、海岸でBBQやってる家族連れがいて、ご苦労様と思う。

部屋に戻って、昨晩のあまりのパンと紅茶でくつろぎ、東京から持参しているヤンソギルさんの小説を読む。その後、昼寝。夕方、日が暮れてますます風が強くなっているのを感じて、目を覚ます。今夜は一人だから、誰か友達呼ぼうかなと思って、都内では近所に住んでるTV関係の女子にメールするも、忙しいみたいでアウト。ひとりもいいか、と思って、夜ご飯をつくる。これも昨晩のあまり。

肉野菜炒め、カボチャとサツマイモのみそ汁、塩鮭、レタスのサラダ、ツルムラサキのお浸し、ガーリック味のチョリソ・・というメニュー。並べると大食漢みたいだけど、全部ちょっとずつなので・・って言い訳する必要もないんだけどね。

食後、テレビ神奈川のやしきたかじんが出ている番組を見る。毒があって面白い。関西の番組のが圧倒的に面白いよね、きついから。東京のキー局は偽善的だかんね。その後、それなりに売れているという恋愛小説を読む。(関係者からのいただきもの)正直、読むのがつらい。こういうのが売れるからといって、自分は書きたくないなと思う。まあ、いいけど。

ほんとはもう都内に帰ってもいいんだけど、山のように生ゴミがあって、それを捨てられる月曜日までは帰れないのであった。一人で見る海もまたよし。