山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

オオカミと桃と犬の憂鬱



写真は、「オオカミの桃」という不思議なネーミングのトマトジュース。お中元でいただいたけど、どうやら、人気の商品らしく、高級スーパーなどで売られているようだ。けれども、なんで「オオカミの桃」なんだ?「オオカミのトマト」ならまだわかる。そのおいしさは「オオカミ級」ってことでしょう。オオカミも桃もまったくトマトに関係ないじゃないか。

いや、「桃太郎」というトマトがあったような気がしてきたから、野菜業界では「桃」といえば、トマトなのか。しかし、本当の桃を指す時はどうすればいい?あるいは、トマト作りの名人に、オオカミと呼ばれる男がいたのだろうか。その名のごとく、一匹狼でトマトを育てている。しかし、そいつの育てたトマトは、半端なくうまいのだ。そのうまさが、極上の桃のような甘さがあり、以来、そのトマトは「オオカミの桃」と呼ばれた・・。そんなとこ?

あるいは、「大神」さんとか「大上」さんなどという名字のひとが育てているのか。いずれにしろ、ややこしいぞ、「オオカミの桃」。いろいろとやかく考えてしまうので、ゆっくり味わえないじゃないか。それが狙い?まさか。



写真は、秋の気配を感じて、なんとなくメランコリーに見えるカナ。カナはテニスボールが大好きで、よくこのように寄り添って寝ています。犬にとって、夏は災難だから、ほんとは秋が来て、嬉しいのかな。でも、涼しい夕暮れ、風に吹かれながら、カナは物思いに浸っているようだった。