山田あかねの一喜一憂日記

テレビディレクターをやりながら、小説書いてます。映画も撮りました。脚本なども書いてます。 本、買って下さいね。

生涯恋愛現役国・ニッポン

昨晩、「熟年結婚」というドラマを見ていた・・と書いたけど、同時に「14歳の母」もちらちら見ていた。
「熟年結婚」の視聴率がどうなるかは、明日にならないとわからないけど、このドラマの前作「熟年離婚」が高視聴率だったから、同じような結果になるかもしれない。

もちろん、「14歳の母」は高視聴率である。でもって、なにが言いたいかといえば、「14歳の妊娠」と「60歳の結婚」がテーマになったドラマが同じ日に放送されてるってことである。つまりさー、日本では、もう、恋愛市場は14歳くらいから始まって少なくとも60歳まではたっぷり続いてるってことである。生涯、恋愛現役。それだけ幅広い年代のひとが、桃色遊戯(古いな)に血道を上げてるってわけだ。

これはいいのか悪いのか。
そんなこと誰にも決められないんだけど、生涯恋愛市場に立ち続けるっていうのは、まあ、いい面も悪い面も両方あるよね。一度や二度、恋愛や結婚に失敗しても、いくらでもやり直しがきくということ。相手もたくさんいる。離婚や再婚が後ろ指さされれずに出来るし、60歳で恋愛しても、「年寄りがなにやっての?」とは言われなくてすむ。

一方で、片時も気の休まることがないかもしれない。自分ではひとりの相手に決めて、ゆっくり関係を深めていこうと思っていても、相手がそう思わないかもしれないし、タブーがなくなった分、相手は新しいひとを探しやすいし、罪悪感が少ないから、浮気しやすい。誘いやすいし、誘われやすい。

自由で楽しい分、壊れる可能性も強くなる。ものごとには両面ある・・ってことね。まあ、どっちかといえば、生涯恋愛市場が開かれている方がいいと思う。以前、行ったスウェーデンなどはそういう感じだった。そうすると「ただ一度の恋」みたいに言わなくなる。別に一度きりがエライわけじゃないし。人生は長いんだから、そうものごと決めつけるなよ、って気分になる。

それと、生涯にひとり!ってことになると、人選が厳しくなる。あれもこれもと条件をつけて、結局見逃すことになるかもしれない。次々出てくるし、返品可能ですよ・・という方が、気軽に恋愛できるだろう。結果、どんどん子供が生まれて、政府のお悩みの少子化も止まるかも知れない。その場合は、本当の親が誰か・・なんてことで大騒ぎをしないで、みんなで育てる・・くらいの広い心の社会であってほしい。(スウェーデンはそんな感じ)

そんなわけで、予想より早く、日本って場所は、生涯恋愛現役主義に移行しているのかな。あるいは、生涯発情国?どっちも同じか。右傾化していると言われるけど、こっちの面では悪くない方向に進んでいるのかしら。そんなことを考えた、勤労感謝の日。

14歳の母についても、考えたけど、これは後日。