山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ある日曜日の過ごし方。



久しぶりにビーフシチューを作ったら、とても美味しくできたので、うれしくて撮影。
お腹が空いていたので、照明やらピントやらに力を注げず、写真写りはいまいちね。でも、美味しかった!

白いクリームはマスカルポーネチーズ。ほんとはサワークリームが良かったけど、売り切れてて、そしたら、以前、テレビで、キム兄(お笑いの)が、マスカルポーネを使っていたのを思い出し、早速試す。するとさー、サワークリームとは違ったおいしさがあるのよね。なんともリッチな味わい。カロリー気にしなくていいなら、たっぷり入れたいところ。

そんなわけで、日曜日の今日も夕方から編集。しかし、熟練の手業のオペレーターと、私の(!)準備がよくて、(いや、ADのおかげか)、予想より2時間ほど早く終わって帰宅。8時間労働くらいだから、全然疲れてない。

帰りにタクシーのなかで考える。こうして、1時間番組ひとつとミニ番組ひとつ、それに連載2つくらいペースなら、時間的にも余裕だし、経済的にも優雅でいいよな~と。しかし、まあ、儲からなくても、長い小説書きたいわけだから、しょうがないよね~。時給に治したら、ほとんどマクドナルドレベル、もしくは、自腹取材により、マイナスかもしれないけど、それでも、一冊、自分の本を書けるっていうのは、なにものにもかえがたいのだな。

月末、ふたたび沖縄に行くことにする。今度はほとんど、確認の旅。長くテレビのドキュメンタリーをやってきたせいか、事実の確認はきっちりしたい。フィクションだからといって、リアリティゼロなのってどうしてもいやなんだよなあ。病気のひとが出てくる以上、その病気については、自分がかかっているのと同じくらい詳しく知りたいし、史実を混ぜるなら、ちゃんとしたい。「おもしろきゃいいんだよ」と暴言を吐くひともいるけど、自分はいやである。お金かかっても、時間がかかっても調べることはちゃんと調べたい。自分が書くことに責任とりたいし、誠実でいたいんだよなあ。

そんなわけで、そろそろ沖縄取材の最終仕込みに入るのだった。今度はコアなひとびとに会えるのでぐっと楽しみである。