山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

破滅のライオン



ヘタがついてるだけで、なんだかかわいいイチゴ。
ここ数日は、すっかり、様子がへんで(自分の)、完全に落ちてるんですけど、それではいかん!なんとかせねば・・ということで、今日は一ヶ月ぶりに美容院に行きました。え?落ちてるときに美容院?病院じゃなくて?と思われる方もいらっしゃると思いますけれども。

昨晩、このままで破綻すると思い、改良することを決意。で、ひとつめとして、関係各所に、自分はダメ人間である由の通知をし、(いえ、仕事の状況を正直に説明し)、続いて、昼間、麻布十番のカフェに行こう(それほど決意の必要なものか?)と決めたけど、フト、鏡を見ると、なにもかもほっていたので、髪の毛が野性のライオンみたいになってる。もちろん、野生動物は好きだし、特に四つ足獣、ライオン、狼、猫、犬、馬、は大変好きだけど、だからって、ここらへんは、アフリカじゃないから、このままでは外に出ることもできない。

で、美容院へ。ほんとは、朝の11時くらいに起きて、美容院行って、そのままAZ10のカフェに行って、ランチして、六本木ヒルズで映画みて、帰りにツタヤ行って、映画借りて・・とこれくらいすれば、大脳が平常に変わるんじゃないかと期待したけど、起きられるはずもなく、起きると、午後6時。美容院の最終受付は7時だから、これだってギリギリ。すでに陽は暮れてて真っ暗。いつも5時頃になると、「夕焼け小焼け」の放送(町内会がながしてるやつ)があって、さらに近所の寺の鐘(なぜか5時になる)と、時々、射撃したくなるほど、うちのマンションの下でずっと流れている「焼き芋や」さんの「おいしい焼き芋はいりませんか」というアナウンスのおかげで、午後5時から安眠が阻害されて、やっと起きるわけ。

あー。
でもって、犬関連の世話をして、美容院へ。しかし、ひとは外に出てみるものだな。カフェにも映画にも間に合わなかったけど、美容院で読んだ「ELLE]に、シャロンストーンのインタビューがのっていて、感激。年をとるとはどういうことかを話していて、なかで、ピンときたのは、「年老いた男の子、年老いた女の子になっていはいけない」ということ。永遠の少年とか、やんちゃなオヤジなんていうと、耳ざわりはいいけど、それって、「いい年してバカ」なだけじゃん。外見はすっかり、おやじなのに、夢語ってんじゃねーよ、と。(いえ、女も同じですけど)

すっかり、シャロンストーンに感服し、自分も大人としてちゃんとしようと思う。(タハハ、朝も起きられないくせに)。で、つぎに化粧品買うときは、全部デイオールにしようと決意。だって、その記事、ディロールのカプチュールの宣伝なんだもん。(なんだ、すっかりだまされてやんの)。年齢に自信もてるなら、シワ盗り効果抜群のカプチュールなんか、塗らなくていいのでは?でも、買おう。

という、一日。帰宅すると、午後10時すぎ。とりあえず、ライオンから、羊くらいには髪型が治ったので、明日は、太陽のあるうちにカフェに行きたい。(いえね、ここで、ちょっと撮影したいものがあるのだった。・・はは、ちゃんと仕事なのだ)