山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ヌードな犬



あまりに暑いので、犬たちを美容院へ連れて行った。とにかく、涼しげにしてほしいとお願いしたところ、4時間後、ラブラドールのような奇妙な犬二頭が現れた。すっかり、金色の美しい毛を刈られてしまって、ひさしぶりに笑った、笑った。

美容院からの帰り道(歩いてきた)、道行くひとに、「なんの種類?」などと質問され、これはこれで嬉しい。



ミニさん(手前)などは、若返った感じがする。子犬みたい。そして、つるつるしてかわいいのね。本人たちは涼しいのかなあ。しかし、毛がなくなった分、欠点といいましょうか、これまで隠れていたものがみんなさらされてしまって、ちょっと恥ずかしそう。

首の回りをたてがみ風に残して、ミニライオンにするという手もあったけど、それだと首まわりも暑いだろうから、今回のテーマはとにかく「涼しい」だったので、これでいいとする。部屋に抜け毛をまき散らすこともないし、なにより、掻かなくなった。この状態で掻いたら皮膚傷つくもんね。

しかし、ふと見ると「へんな生き物」がいるみたいで、とても楽しい。犬たちは、病院(カットの前に診察あるのね)、シャンプー、カットと一日仕事だったせいか、ぐったり疲れている。美容院のおねえさんに、「おとなしくしていたでしょうか」と質問したところ、「ええ、もう、とても良い子でした。明るいし、二頭は仲良しだし」と褒められた。(いや、誰にでも言ってるかもしれないけどさー)。
こういうことがですね、飼い主はたまらなく嬉しいんですね。やっぱりうちの犬はいいこなんだわ…と思うのが嬉しい。


親ばかの夜。