山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

リアリティと現実

小説や脚本を書くとき、リアリティについては結構悩む。おとぎ話みたいなものが基本的にあまり好きじゃないから、できるだけ、リアルな話を作りたい。けど、ドラマや映画など、コメディの時は、やっぱり、いろんなことをデフォルメしたりする。この加減がねえ、難しいなあ。

死んだ恋人が蘇って会いに来たり、ふたりのひとの間で人格が入れ替わる・・というのは、非常にポピュラーだけど、現実にはあり得ない。けど、それを「ヘンだよ~」と思う人は、その手の物語に最初から入っていけない。まずはこの前提を信じさせる。でもって、そのほかの部分は、まるでリアルにするってことだよね。ふうむ。

そんなわけで、どこまで「飛ばしていいか」について、迷うわけです。おもしろさを追求するために、飛ばしすぎるとかえって、しらけてしまうしね。ずいぶん、うちがわの話になってしまった。

そんなわけで、週末ゆえ、(といっても関係ないけどさ)少し、だらりとしてみた。(いや、いつもだらりとしているか)。しかし、仕事はまだまだ続く。あ~、あと2つ仕上がったら、ちょっと休みたいなあ。いつのまにか、連載も3つに増える予定だし・・。ありがたいことです。