山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

THE OC ざんまい@GW

そんなわけで、連休は、THE OC三昧。今日、シリーズ1は全部借りてきた。(10本)ホントは一気見したいけど、仕事のある身、一日一枚と決めている。う~見たいっす。

THE OCの舞台は、ビバリーヒルズみたいな富豪ばかりの集まる地域。そこにひとり紛れ込んだ、チノという貧しい町出身の青年と、お金持ちの娘が巻き起こす恋愛が基軸だけど、まあ、お金があっても、みんな、ちぃ~っとも幸せじゃない・・というより、それぞれ、トラブルを抱えてますってお話。

優等生で美人で生徒会長みたいな女子の親は、株で失敗して、客のお金を使い込んで逮捕され、離婚の危機に。水球の選手でかっこよくて、強気の男子の父親は実はゲイだったことがばれて、離婚。人権派弁護士と優秀な不動産やの夫婦は、夫婦の問題ないけど、息子はオタクで学校では嫌われ者。誰一人として、家族も自分もハッピーなんてひとはいない。

もちろん、これはドラマですけど、現実もそんなものでしょう。親が逮捕されたり、ゲイだったり・・というほど、激しい事件はそうそう起こらないけれども、問題を抱えているのはいつでもどこでも同じかもしれない。自分は家族を描くのが嫌いであり、苦手。ひとの基本ユニットに家族というコンセプトをもっていきたくなくて。描くとかならず、崩壊家族になってしまう。(苦笑)。というか、近代の家族のモデルが嫌いだし、失敗だと思ってるんだよなあ。狼の群れみたいな関係性ならいいけど。

おっと、脱線。OCの話をしていたんだよ。あと4本、見たいな~。けど、見てばかりいないで、書かなきゃ。自分の物語を頑張らないでどうするの!と、心の声が聞こえたところで、今夜は店じまい。