山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ありがちな恋愛ばなし。

今日は、OCの続きのレンタル開始のため、昼間からDVDを見る。

見るって、OCじゃなくて、返す予定のものね。一昨日の日記に「ロシアンルーレット」って書いたけど、間違い。「ロシアンドールズ」だった。バルセロナのアパートでいろんな国の若者(フランス、イギリス、ドイツ、あと失念)が暮らした一時期を描いた「スパニッシュ・アパートメント」の続編。フランス映画でした。
映像がスタイリッシュで、フランス映画独特のシニカルな面もあって、割とすきだったので、続編を借りた。「スパニッシュ・アパートメント」の頃は25歳くらいだった主人公が30歳になってる。小説家を目指しているけど、来る仕事は、スポーツ選手のインタビュー記事とか、自費出版で自伝を出すひとのゴーストライターとか、ままならぬものばかり。BUT,生活のために断れない。やっとメジャーな仕事が来たと思ったら、人気のテレビドラマなんだけど、内容がとてもベタ。自分の感性にはないよな・・と思いつつ、お金や名声のために、書き始める。まあ、どこかの誰かさんにたいへん似た設定ですこと。

で、まあ、その仕事をやりながら、かつてのガールフレンドや、気軽にナンパした女子などと軽いつきあいをしている。しかし、脚本の英語版も必要になり、バルセロナでのルームメイトだったイギリス人の女の子と組むことになる。次第にふたりに恋愛感情が生まれる。でも、主人公は、仕事でしりあった売れっ子モデルと浮気したり・・。

どうしようもない主人公。自分勝手で、女好き。まあ、よくあるタイプだし、気持ちもわかる。しかし、よくあるタイプ過ぎて、新鮮味がないかもなー。小説家なんか目指してて、ちょっと女にもてて、世の中を斜めに見て、ベタな恋愛ドラマバカにしてる。でも、それを書かないと食べていけない。これって・・。一瞬、永遠の問題に見える。

家でおとなしく帰りを待っていてくれて、仕事の支えにもなる、賢い女はいてほしい。けど、時にはゴージャスな女も必要。多少バカでも。これって、男女の差はないよね。ある種の女も同じことを考えてる。

家でおとなしく待っていてくれて、困ったときには車で向かえに来てくれる。仕事が行き詰まったとき、相談に乗ってくれる。そういうひとは絶対必要。けど、一方で、朝までぶっとばして、海まで行ってくれるひとや、ロマンチックな言葉を囁いてくれるひとも必要でしょー。でも、どっちもとれないようにできているらしい。

というわけで、無事、借りていたDVDは見終わって、夜、OCの後半借りてくる。(今日からレンタル開始のもの)。全部で3本。このままいくと朝までコースなんだけど、ちょっと疲れているので、今夜は、最初の1本だけにしておこう。週末はいろいろあるし。

そんなわけで、遅れてきた連休をやっております。連休中も結構仕事したから、今、休んでいまする。

今夜の「時効警察」については、ノーコメントってことで。うひゃ。