山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

夏休みの宿題なんてらくちん。

夜、同世代の映画監督と長電話。長電話なんて久しぶり~。

もともと友達の少ない私であるが、作家業が増えるに従い、家から出ることも減り、そのせいだけではないけど、友情を育んだり、暖めたりすることが、減ってきた。かつては、よく女友達と何時間も電話したものだったが。話足りないので、携帯で話したまま、タクシーに乗って、もよりのファミレスで落ち合って、しゃべり続ける…なんて日々もあった。懐かしいのう。

昨今は、連絡はほとんどメールで、滅多に電話で話さなくなってたけど、やっぱりヒトと話すのはいいなあ。気持ちも変わるし。悩みや怒りが静まったり、自分の方向性の確認ができたりする。友達っていいな~と、小学生のようなことを思う。やっぱり、メールじゃだめなことってあるのね。(長電話につきあってくれた、Tさん、ありがと)。

そんなわけで、気づくと金曜の夜になってる。いったい、いつのまに一週間が終わったのだろう。もうすぐついでに夏も終わろうとしている。ぐぐ。計画通りになにも進んでいないぞ。夏休みの宿題手つかずの小学生気分。だが、大きく違うのは、宿題やらなくても、誰からも怒られないこと。単に見捨てられ、忘れられ、お金が入らなくなるだけである。そこが、小学生の宿題とはちがうのだ。夏休みの宿題やらなかったからって、給食が減らされたり、席がなくなったりはしないだろう。

どうだ、小学生、オトナってのは、たいへんなんだぞ。それに、誰かに手伝ってもらって、間に合わせのものを出すってわけにもいかないのだ。誰かに手伝ってもらったら、そこにギャラが派生し、給食の量(とりぶん)は、ますます減ることになるし、そもそも、それでは意味がないのだ。むしろ、どんなにいい宿題をやるかにかかっているとも言える。

と、偉そうに小学生相手に、自分の宿題ができていないことを自慢していても仕方ない。やれ!簡単なことだ。やれ!やればいいのよ。

…それがねえ…。