山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

生きているだけです。

相変わらず、風邪は治らず、靄のかかった頭で生き長らえております。

こういうときは、いろんなもんにひっかかるのかもしれない。普段なら素通りできる場所にふと立ち寄り、高価なツボを買ってしまったり、知らないおじさんについていったり。ひとは、思ってもみないことをしてしまうものであります…なんてね。

ネット上でふらりと映画人検定というのをやりました。そしたらさー、適応力85%で、脚本家に向いているそうです。ついては、この検定をやっている専門学校に入って勉強するようにって。なるほどー。ようするに専門学校の宣伝だったのね。

しかし、「監督」ではなくて、「脚本家」に向いていると出たということは、案外、当たっているのかもしれない。客観的にみて、監督の器じゃないもんね。それは自分がよおくわかってる。かといって、じゃ、ほんとに脚本家向いているかというと、ニエット!とロシア人が出てくる。(ニエットはロシア顔でノーのことだ)。

脚本家もあんまり向いていないね。これも実体験から。脚本家に求められる資質に物語りを作る能力とかあるけど、そっちはともかく、現在の映画テレビ業界では、もっとべつの能力が必要でしょう。なんといえばいいかわからないけど、知り合いの売れっ子脚本家は、「銀座のホステスと同じ能力かな」と言ってた。まあ、そういうことかしら。

そんなわけで、孤高のひとは向かない職業です。自分でもよくわかってる。あ、まだ、発熱中なので、言論が乱れているけど、気にしないでください。

生きてるだけで、やっとです。はあ。