山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

お歳暮に台車。

めずらしいお歳暮の話である。

最近のお歳暮やお中元で、カタログが届いて、好きなものを選ぶタイプのものがある。(なんて呼んだらいいのかわからない)。で、そのバリエーションってすごくなってるよなー。先日いただいたものは、肉の詰め合わせ的な食品からトレーナーから温泉一泊旅行から、とにかく、選べる幅がものすごく広くて、カタログそのものが、ぶあつくずっしり重い。商品を選ぶだけで、一日仕事だった。というのは、嘘だけどさ、結構時間がかかった。

だって、あまりにありすぎて、どれも必要そうで、迷ってしまうのだった。で、結局何にしたかというと、「台車」。あの引っ越しの時や重い荷物を運ぶときに使う台車だ。こういうものもカタログに載っている…というのがなんだかすごくないか。お歳暮は「台車」なのだ。(いえ、喜んでいるんだけど)。

前から台車はほしいなーと思っていた。ゴミを捨てるときや、山積みの雑誌を捨てるときに、しみじみ重く、たいへんなので、つい、ゴミ捨てが遅れてしまう。台車は、マンションの管理室で借りることもできるけれども、管理室の営業はたいてい午後5時までなので、自分が活動する時間帯(主に深夜)には貸してもらえないのだ。

「こんなとき、台車があったらなー」と何度も思ったけど、どうも、「よし、今日は台車を買いに行くぞ」という気分になれない。だってさ、ちっともかわいくないし、買ってもうれしくないし、だいたい、重いし。
ということで、夢の台車生活はずっと棚上げになっていたのだが、ついに、ついに、台車がうちにくることになった。ちょっとした移動なら、自分が乗れるし(なわけない!)、移動車として撮影の時使えるし(使えないよ)、まあ、とにかく、台車のおかげで少しはすっきりライフが送れるかもしれない。

という、ちょっとどうでもいい話でした。