日曜の朝、午前四時。
睡眠生活は、ぐるぐるになっており、自分ではもはや、制御不可能である。(写真は朝の空)。
目が覚めたら、午前4時だった。ううむ。
これは早起きと言えるのではないだろうか。しかも、目覚めなのに、気分が割とすっきりしている。これはめずらしい。いつもは目が覚めてから、脳細胞が目覚めるまでに1時間くらい、ひどい時は2~3時間くらいかかり、さらにひどい時は、再び寝てしまったりするのだった。
早起きについてこれない犬ども。
先日、発作的に本谷有希子さんの名作「生きているだけで、愛」を読んでいたら、こういうのって「過眠症」っていうらしい。「過眠、メンヘル、25歳」というのがこの本のキャッチコピーでしたが、25歳でもやばいらしいのに、わたしはどうしましょうと思いました。メンヘルとは、まあメンタルヘルス、うつ病のことでございますね。
最近、はまっているのは、中川翔子さんのブログかな。一日に何度も更新されるので、楽しい。しかも写真がみんなかわいいし、そして、この方の感覚が優れており、見た目はロリータな感じなのに、中身はばりばりオタクで、そのギャップも面白い。いいなーこの手の女子がどんどん増えると世界は変わるのではないかと、オヤジ戦争にすでに疲れ、撤退と白旗を常に上げ続けてきた身には、たのもしい。「女子の未来は任せたよ、ショコタン、こっちはもう寝る」って感じです。
ここのところ、新ドラマが始まったので、いくつか見た。内容、断トップは、「あしたの喜多善男」(火曜・22時・CX)ですが、このなかで、よきセリフは、松田龍平扮する平太が、「うちのオヤジが言ってたけど、人生は勝ったり負けたりだって」と言うのに対して、小日向さん扮するキタが、「負けたり、負けたりってひともいるんです」と答えるところだ。テレビや映画では、最近、この手の「負けたり負けたり」を正直に描けなくなっているので、秀逸なんですね。ダメなものはダメとはいいずらくなっている。やたら前向きな姿勢を求められるからね。弱い者の立場を本気で想像するのは難しいことだ。
で、次。「未来教師めぐる」(金曜・23時・テレ朝)が、面白かったす。なかでもたいへん、笑いころげたのは、船越栄一郎演ずる、深キョンのお父さんが、「時代に踊らされるのは、まっぴらだ」とか言って、「俺はもう、踊らないぜ」といいつつ、90年代風のディスコのなかで、踊るシーン。絶品だった。今年一番笑った、って今年になって短いが。あの船越栄一郎を見るだけのために毎週見ることを決意。このドラマもストーリー展開よりも細部を見るものになっている…と思う。
この日には、このほか、「四姉妹探偵」(テレ朝)、「エジソンの母」(TBS)も見た。「四姉妹」はサスペンスの王道で、多くのひとが安心して見られる番組だなーと思った。ストーリーをちゃんと追うことを前提としている作品である。
「エジソン」は、子供がガスボンベを吸うシーンがあり、何度もテロップで「よいこはマネしないでね」とフォローしてたけど、まねする子がでるのではないか、抗議の電話が来るのではないかと、自分が製作サイドではないのに、心配になってしまった。そして、できれば、「なぜガスボンベを吸ってはいけないか」とフォローすべきではないかと思った。ヒトと気球の違いを説明してあげたほうがいいのになーと。
というわけで、早朝にひとさまの番組をあれこれ言えるほど、まともな人生ではない。
深夜に年下の女子から仕事上の相談の電話。みんな、結局、オヤジと闘っている。答えはいつも同じだ。オヤジと面と向かって闘っちゃダメ。絶対負けるし、たまさか勝ったように見えても、オヤジは執念深いからあらゆる手を使って復讐してくるからね、下手に出ろとアドバイス。上野先生も、「オヤジを追い込んじゃダメ」っておっしゃってるし。
しかし、彼女としばし恋愛話もして、ゆきずまっていた、連載のレンアイものがすんなり書ける。お互い様だわ。人生、これ、助け合い。
ということで、せっかく早く起きたので、働こう。
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