山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

その扉の向こうに。



注文していたドアがきた。近づいてみると~、



こんな感じ。このドアのむこうに、まだ誰も訪れたことのない未来が広がっているのだ…なわけなくて、普通のリビングがあるだけであった。

昨年の夏頃に、うちの犬親子が、ドアを破壊。以来、壊れたドアのまま暮らしていましたが、年末になって、あまりにひどいのではないか、生活が荒んでいる感じがするのではないか、物事はかたちから決まるのだから、家が壊れているということは、そこに住むひとも壊れているってことにならないだろうか。そもそも、私は家に住むだけではなく、そこで仕事もしているのだから、放置しておくと、仕事も荒廃するのではないだろうかと12月28日に思い立ったのであった。

新年に向けて、新しいドアにしよう!

勇んで、アンティークの家具屋さんに行って、「ドアつくってもらえないでしょうか」とお願いしたら、年内は無理ですねー、2ヶ月はかかりますよーといわれたのであった。そして、注文、松子と一緒に四ヶ月…(変換ミスだけど、松子が面白いので)…待つこと四ヶ月もかかってですね、今日やっと白いドアがきたのだ。

(日本でもこんな、ものすごく時間のかかる仕事をするところがあるのでしたー。その間にドアを壊した犬は一頭この世を去ったのだったー)。

白いドアにあわせて、ドアのサンも白いペンキで塗りました。「ラブホテル」みたいだ…とまた、ひとに言われました。どんどんそういう方向へ勝手に進んでいるようだ。まあ、いいや。

個人的にはかわいいと思っているのですが、「バカか」という見方もあるようんだ。むずかしいねえ、インテリア。

ドアなんて、そうそう買えるもんじゃないし、だいたい、ドアってどこで売ってるか、知らないでしょう。普通、ドアだけ買う人ってそんなにいないもんね。家ごと買うことはあってもさ。まあ、犬がいることでいろんな経験ができたわ。

そんなわけで、新しいドアを紹介してみました。夕方、麻布十番まで犬と散歩に行って、歩き回ったら疲れて、このまま眠ってしまいたい。

明日から新しい一週間かあ。働かないとね。疲れ気味ですが、なんとなく、春に疲れたのかな。

そんなわたしにワンクリックで。