山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

映画「闘茶」



写真は、いただきものの、広島銘菓「バターケーキ」なるもの。これが、すっごくうまい。カステラとパウンドケーキの中間地点で、頃合いよくまとめた感じのケーキ。直径20センチくらいのホールサイズでいただいたが、本日一日かかって、半分はひとりで食べてしまった。今日の主食だっ。だって、なんともいえない、懐かしいような、母の味のような(いや、自分の母はこんなケーキを焼いたことは一度だってなかったが…)あとひく味なのでしたっ。

なぜか、いろいろなことがまことに順調に進んでおり、少しコワイくらいである。死ぬんじゃないだろうなー。突然、死んで、「あんなに○○を楽しみにしていたのにねえ」と葬式で語られるのではないか。

(○○の部分には、「新刊の刊行」とか「ドラマの撮影」とか、そういうもんが、いろいろ入る。)

あるいは、日頃の行いの成果かもしれない。老いた親の世話などもしているので、神さまがご褒美をくれたのかもしれない。過酷なスイス&ドイツ行きを生き延びた勲章かもしれない。

いずれにしろ、「こうなったらいいなー」と思っていたことが、パズルがはまるみたいに、はまっていく。良かったなー。

そうだ、週末には、映画「闘茶」が、公開になります。昨日、シネマライズに「ぐるりのこと」を見にいったら、「闘茶」の予告やってて、懐かしくなった。

最初の声が、細田よしひこくんで、彼のファンでもあるので、なんかきゅんといたしました。思えば、2年近くにわたって、シナリオ作りをしたのであった。最初に話が来たのは、05年であり、父が死んで落ち込んでいた時期であったと思う。それからものすごくいろいろあって、完成したんだな。正直にいえば、最初に話が来た段階では、完成するとは思わなかった。映画って、それくらい流れるものが多いからね。でも、できて、公開になったんだー。そう思うと、なんともいえない感慨がある。

台湾にも行ったしな。

映画「闘茶」、どうぞ、みなさま、劇場に脚をお運び下さい。本当に美味しいお茶とはなにかが、映画を最後まで見るとわかる仕組みになっています。これだけは、最初から、自分が一番、言いたかったことだから。

そんなわけで、をクリックね。