山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

片思い万歳!

そんなわけで、
msnのミニドラマ「終電まで」(主演 伊藤歩 村上淳 ほか)
絶賛配信中。





現在のところ、このブログのアクセス数はそんなに増えていないから、あのドラマを見て、ここへ来る人はまだ、それほど多くないのかな。としても、いらっしゃった方、ありがとうございます。はじめまして。わたしが、いろいろヨコシマなことを考えている、やまだです…。

そんなわけで、少々、ドラマ「終電まで」について、語ろうと思います。

そもそも、あのストーリーを考えたのは、ある日の深夜、犬と散歩しておりましたら、若いカップルに、「駅はどっちですか?」と聞かれたことに始まります。ふたりは小走りで、「終電間に合うかな…」と焦っていました。

駅への最短ルートを教えると、ふたりはダッシュで駅に向かいました。わたしはふたりの後ろ姿を見ながら、「間に合うかなー、ダメだったらどうするのかなー」とぼんやり考えました。

実はわたしは、比較的若いころから都心に暮らしているので、終電を逃してもタクシーで帰ればいいやと考えるたちであります。しかし、この世には、終電を逃すと、「泊まるしかない」という場合もあり、それが男女ふたりだったの場合、いろんな展開が考えられるわけです。

相手が好きなひとであった場合、終電逃しても一緒にいたい…と思うものでしょう。しかし、まだ、告白していない場合や、相手が仕事関係だったり、むずかしい関係であると、時間とふたりの間の空気を見ながら、気持ちを決めなくてはなりません。

女子の場合はここらへん、とても複雑だと思うのです。「終電逃したら、俺と泊まろうぜー、へっへっへ」というような男だったら、どうでもいいんですが、こちらがほのかな思いを抱いている場合は、いろんなことを考えると思うのです。

で、そういう気持ちの乱れをドラマにしてみたいなーと思いました。

それと…仕事のできる男ってやはり、かっこよくないですか?自分で作ったドラマを見て、しみじみ、自分がいかに仕事のできる男に憧れるかを再確認した次第です。

自分がADだった頃、憧れた上司(=ディレクター)がいたんです…。そのことを20年の歳月を経て、思い出しました。この憧れの上司については、また、明日。

みなさん、「終電まで」よろしくご覧ください。

そして、もちろん、小説「まじめなわたしの不まじめな愛情」(徳間書店)



もお忘れなく。
アマゾンに、あつい感想がいろいろ寄せられています。