山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

気持ちのいい雨の日。

月曜日。雨の日。

今日は自分メンテナンスの日としました。

世界に名だたる日本の家電でさえ、10年使うとガタが来るのだから、生身の人間のわたしがうちもそとも壊れつつあっても、なんの不思議もない。

まずは、エステに行って、顔の皮を一枚剥きました…っていわゆるウォーターピーリング。そのあと、マッサージとかビタミンc導入とか、フォトフェイシャルとか…どれがなにに効いているかいまひとつわからないけど、勧められるままに。まだ、プチ整形までいってませんが、機会があればやってみたい。

以前、同じ皮膚科で「ボトックスの注射打ちたい」と言ったのに、先生から、「まだ、早い」と断られました。複雑な心境でした。まだ、OKだと言われたような安心感と、商売っけない医師に対する信頼と…。

そのあとは、カラーコンタクトレンズを作りに行きました。以前から時々、黒やハニーを試しております。なくなったので、購入。ハニーをつけると、普段より「やさしいひと」に見えるんです。見えるつもり。

予定ではこのあと、体のマッサージに行くつもりだったのに、西武のなかをうろうろしていて、秋冬ものの服を見ていたら、マッサージに行くのを忘れて帰って来てしまった。ドーナッツプランツでドーナツ買って。

……。

ここまで読むと、思いっきり暇で優雅で脳天気なひとみたいだけど……実際その要素は強いが、しかし、心はいつもなぜか焦っているのだ。なぜ、いつも焦っているのだろう。いつもですね、「あーいつまでに、あれ書かなきゃ」とか「あっちはこうして、あっちに持って行こう」とか考えて、追いかけられるような気持ちでいる。こう書くとまるで売れっ子のひとみたいだけど、そういうことではなく、「追いかけられるように」しむけているのだった。

いざ、本当に暇になったら、すごい落ち込む。生きてる価値ないのか…とか自分を責める。で、すぐになにかやり始めてしまう。企画書くとか、小説書くとか、脚本書くとかしてしまう。そして、書くとすぐにどっかに送ったり、営業したりしてしまう。そして、成立して、仕事が来ると喜ぶくせに、忙しくなると嘆く。続くともっと嘆く。で、全部がやりたい仕事じゃない場合、大きく嘆く。

それが終わって一段落ついても、次の締め切りのこと考えて焦る。追いかけられている気分になる。その繰り返しだなー自分の人生。

でも、今日は体力が回復してきて、雨の日だったけど、気持ちがよくて楽しかった。気持ちがいいと、買い物したくなる。クロエのパディントン、いまさらほしくなる。ダイアンのワンピースほしくなる。アレッシィのお皿もほしくなった。でも、なにも買わずに帰って来た。バッグや服は、買ってもあんまり使うことないんだよなー。今後のメインの仕事は、小説や脚本などの「書き」なので、ほとんど家から出ることがない。たま~に、打ち合わせとかあるけど、焼鳥屋に流れたりするので、キレイな服や華奢なハイヒールなんて不似合いなのだ。ああいう服を毎日着られるひとがうらやましい。

私は毎日、ジャージ関係だ。とほほ。勝負服はジャージだよ。

そんなわけで~雨の月曜日。

柴田元幸さんの「モンキービジネス」読んでる。