山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

買い物疲れ

ずーっと忙しかったので、ずーっと緊張状態で仕事してたので、ずーっと休みがなかったので…。

と、いろいろ言い訳を並べたところで、散財したお金は戻って来ませんよ。

…ということで、本日、たくさん、服を買ってしまいました。とあるセレクトショップのセールがあって、ちょっと覗くだけのつもりで立ち寄りまして、以下の商品を購入いたしましたとさ。

 *セーター   2枚
 *シャツ    2枚
 *革ジャン
 *ショートブーツ
 *クロコのベルト
 *スーツのインナー

これで終わればいいものを、ちょっと来週、スーツっぽい服が必要なので、ラルフローレンの本店へ。これまで、ラルフローレンって、渋谷の西武のなかの店を愛用してきたのだけど、店が小さくなってしまって、最近は、原宿の本店に行くようになりました。この店舗は広々していて、服が見やすいし、いっぱいあるので、好き。お店の方も感じいいし。…で、なんやかんやで、ジャケットとパンツも買いました。

これにて、本日のお買い物の合計は、30分番組の演出料に迫る勢いでありました。うーいいのか、そんなことしてて。一生懸命働いて得たお金を一日で消費だ。かえってすがすがしいくらいの使いっぷりだー。まあ、いいや。また、働こう。

…ということで、たいして反省していないのでした。しかし、買い物は楽しい反面疲れる。試着も疲れる。好きな服を好きダーって感じで漠然と買ってると、めちゃめちゃなラインナップになるので、買うときは、いろいろ考え、シチュエーションを想像しないといけない。自分はワンピースなども好きなんですけど、自分の人生でワンピースを着る機会なんで、ほんとない。全然ない。

テレビの仕事の時は、ジーンズを中心とする服になってしまうし、小説を書き始めたら、ジャージしかいらない。打ち合わせの時くらいしかスカートをはけない。いや、はいてもいいんだろうけど、ロケやら編集やらのときスカートだと面倒だし、服に気を遣う暇があったら、別のことに頭使いたくなるし。

そういうわけで、自分が人生で一番着た服は、間違いなくブルージーンズです。ジェームス・ディーンじゃあるまいし…、そんなにかっこいいもんじゃないけど、墓標には、「よくジーンズをはいた」って書かれるだろう…書かれねーよ。

そのことにフト最近、気づいたのだ。自分が人生で一番着た服…について。サラリーマンの方はやはり、セビロというかスーツなんだろうなー。スポーツ選手はユニフォームで、医者は白衣で…、みんななんかしら、「自分の基本はこの恰好」っていうのがあるような気がする。それは必ずしも社会が期待する服装と違っているかもしれない。自分のいるテレビ業界のひとは、ジーンズを初めとして、カジュアルな服のひとが多い。ぺらぺらのTシャツを着ているひとが、偉かったりもするし。年齢にそぐわない若い恰好しているひとも多い(…自分だ)。

世間はどうみようと、自分の着心地が良ければそれでいいのだろうけど。たまにスーツを着たりすると、あら、こういう服のが年齢的にぴったりするんじゃないか…とびっくりするけどね。

あー眠くなりました。買い物疲れであります。