山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

世界の救い方

オバマ氏(47)がアメリカ大統領になったり、小室哲哉氏(49)が逮捕されたりと、国内外で、40代末の男子が賑やかな昨日・今日。同じ世代の自分も、小さな幸せ(新しい本の刊行)に酔っていたのであった。

「世界は変わる」というメッセージと「栄華は続かない」というメッセージが飛び交うなか、地に足をつけて、生きていこうってところかな。身の丈にあった生活をしていこう。

と言いつつ、今の悩みは、DVD問題であった。つい、「HEROES」の見ていなかった分を一気に借りてしまったのだ。シリーズ1の4~11までの8本。「HEROES」そんなに好きじゃなかったけど、見るものがなくなったのと、一度に借りると安いので、ふらふらっと。

そしたら、「Lの世界」のシーズン4が、昨日からレンタル開始であった。なぜか、24日からだと思いこんでいたのだ。うーすぐ借りたい、すぐ見たい。だが、すでに手元に8本の「HEROES」があるから、ここで、「Lの世界」も借りちゃうと、目が覚めている時間(仕事している時間のぞいて)、全部、DVD鑑賞にあてそうな気がする。それはまずい、それはだめだ。

どうあっても、仕事に影響するし、健康にも悪いし。寝ないで見続け、その結果、寝ないで仕事に行くことになる。まずいよ。そして、短いスパンの締め切りではない仕事については、先延ばしにしてしまうだろう。すぐに誘惑に負けるからね。

それで、しかたなく、「Lの世界」を借りることを我慢して、当初の予定通り、一日一DVDという約束で(一気見を自主禁止している)、「HEROES」を見ている。これが案外苦痛。ヒーローものってもともとそんなにすきじゃないのに、なにやっているんだ…という気持ちに。じゃ、やめて、全部送り返せばいいじゃないか…とも思うけど、それはいかにももったいない、そうは言っても学ぶところの多いドラマなのだから、やっぱり見ておこう…とぐちゃぐちゃ悩みながら見ています。

これが目下の悩み。世界を救うひとや、五億円とっちゃったひとに比べると、いかにも小さい悩みであった。悩みも身の丈にあっているということか。