山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

まだ、年末ではない。

ついに今年も残すところ、5日となってしまった。もう、終わり?はやっ、である。

今日は横浜方面にロケハン…のようなものに出かけました。久しぶりに横浜近辺を歩くと、寒かった。(いや、今日は日本中寒かったらしいけど)。

帰って来たら、注文していた年賀状が届いている。マック用の宛名職人も買ってあるので、年賀状の準備は万端だ。が、まだ、そういう気分ではない。あと一週間くらい、通常業務をさせてもらいたい。大掃除とか餅つきとかすす払いとか、(誰もやってないか…)の時期なんだろうけど、自分比で、仕事全然終わってません。自己裁量なので、たいへん危険。ここで、カレンダーに合わせて「業務終了」としたら、まずい・やばい・間に合わないの三重奏だ。

思えば、「三重奏」なんて言葉がふっとでるようになったのは、「名曲探偵アマデウス」をやったからだ。これでだいぶクラシック音楽用語を覚えた。クラシック音楽用語には、美しい言葉や魅惑的な(意味わかんなくても)単語がいっぱいある。クラシック音楽用語辞典、ほしいなーと思っている。

アダージョ…とか、カデンツア…とか、深い含みのある言葉に聞こえる。メロディだってリズムだって、これまでは「雰囲気」で使っていましたが、正しい言葉の意味を知ると、適当には使えなくなる。こういう知る楽しみは教養番組ならではのことです。勉強して、解釈して作る…感じ。

小説や脚本だと、もちろん勉強するけど、結局最後のは自分の気持ちの反映が強くなるからなー。あ、そうでもないか。フィクションでもちゃんとリアリティがないとつまんないもんね。しかし、フィクションでリアリティない小説って多いような気もする。まあ、いいか、ひとのことは。

今年はこんな年でした…とか来年はこうしたい…とひとつ語りたいところだけど、でも、語れないな。そんなまとめをせずに、地道に日々の仕事を仕上げてゆきましょう。なるべく、気持ちを波立たせることなきように。注意していても事件は起こるからね。

そんなわけで、今日で仕事納めの方も多いようですが、自分は、仕事納めなしです、今年は。このまま、ずっと働きつづけるでやんす。