山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

映画「空とコムローイ」



今日は、友人の映画のお知らせです。三浦淳子さんという監督が、7年かけて、タイの子供たちを撮りました。今月の30日(金)から、渋谷のユーロスペースで公開です。

『空とコムローイ』

タイの最北端の町にある小さな村が舞台。「アカ族」という山岳民族が暮らしている。麻薬や人身売買の危険にさらされながら、150人の女性と子供たちが生活している。彼らが自立できるように、タイ語や算数、刺繍などを教えているイタリア人神父がいる。

子供たちと神父、村の人々との交流を描いた、愛情あふれる作品です。

三浦さんとは、日本映画監督協会で知りあいました。少数派の女性監督同士として、なんとなく話すようになり、彼女のまじめでひたむきな人柄に惹かれました。この映画を撮るために、会社務めをやめて、自腹でタイに何度も行き、自分でカメラを回し、そして作った作品です。制作に7年!。渾身のドキュメンタリーです。でも、ご本人の人柄のように、やさしい作品です。

映画の公開にあわせて、トークショウーなどもされるそうで、自分もちょっこり、顔を出します。

「これだ!」と思ったものを追いかけて、コツコツ撮っていく。誰にでもできそうで、なかなかできないことです。それを貫き、作品に仕上げ、公開にこぎ着けた、彼女に拍手です。

自分もしっかりしなくっちゃだわ。