山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

時の流れに身を任せ…。

今日も元気にと言うか、風邪をひっさげつつ、働く。

いやあ、映画ってやはりテレビと全然違うなあ。やらないといけないことや考えないといけないことがちがうというか、自由度もあるけど、その自由の責任を自分がとり、作品がとることになるわけだ。

たとえば、テレビだと、セックスシーンというのはほとんど御法度である。が、映画の場合は、監督が撮りたければ撮ることができる。ただし、PG12とかR-15とかという制限がつくのだ。

PG12というのは、12歳以下の観客は、親同伴が望ましい…などである。まあ、観客の側に立ったとき、あまりに残虐なシーンを子供に見せたくない…と思うのは、自然なことであるし、自分自身、望まぬあまりにエロいものなどは、見たくなかったりする。そういうことも、「できるけど、どこまでやるの?」という判断を下さないといけない。

知らなかったこと、新しいことに日々直面しつつ、働いている。風邪が少々残り、咳き込むことが多いけど、花粉症のシーズンだから、特に目立つこともないのう。

今日は、昔お世話になった、映画界の方が亡くなったと聞いた。まだ、それほどの年齢の方ではなかったのに。ご冥福をお祈りしたい。映画ができたら、「できました!」と報告したかったけれど、それも叶わぬこととなってしまった。初めての小説がこの世に出たとき、「映画化するか?」と言ってくださった貴重な方であった。

時間はもはや限られている。自分も明日はないと思って、いかなくては。本当に人生ってあっという間。なんて短いんだろう。その短い間になにをするんだろう。なにがしたいんだろう。とりあえず、したいことをつなげていけているので、幸せだと思う。

ふう。