山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

夢が叶ったかどうかどう判断?

今日は、普段より、少しブログのアクセス数が多かった。タイトルを「49歳でコンビニバイト」としたからなのか。それにひかれるひとがいたってこと?案外、関心事なのかな。そうか。

今日から新しい一週間であるけれども、まだ、風邪が残っていて、本調子ではない。ずっと本ばかり読んでいたので、「あれをしよう」「これを実行に移そう」といろいろ考えてはいたが、いざ週が開けてみても、いまひとつ、やる気が盛り上がってこない。病み上がりだからしょうがないのかな。うかうかしていると、次の仕事が始まってしまって、タイムアウトになってしまうのに。むずかしいもんです。

なんでも、なかなか思い通りにはいかないもんだ。だいたい、風邪をひかなかったら、この一週間だって、もっと有効に使えたはずだ。映画の宣伝展開とか、小説の下調べとか、アフリカの連絡とか、仕事方面のこともできた。仕事しなくても、海に犬と行くとか、ジム行くとか、宴会するとか、遊び方面もできた。…けど、風邪だったので、なんもできなかった。寝てた。とぎれとぎれで本読むだけで。

まあ、いいか、そういう時間も。生きているだけで、よかったって思わないとね。それでも、こう、体調が悪いと気分は落ちる。今日、すっごい久しぶりに、月9を見て、「わー若者、いいなー」としみじみ思いました。「夢を諦めない」…みたいなテーマって、ずっと続いているのだなあ。

けど、この「夢」ってやつもクセモンだよなあ。主人公の女子はバイオリンで認められることが夢なんだよね。著名なアーティストになるってことだ。もちろん、叶えられることもあるけど、とても厳しい道だろう。が、著名になれなくても、N響に入るとか、そのままやっていくとか、いろいろ道はある。どの時点で、「夢が叶った」あるいは、「叶わなかった」と測るのかは難しい。

こういうことは長く生きたからやっとわかったことだ。果たして、自分の夢はなんだったんだろう。それは叶ったのか。ううむ。小説の本を出せて、映画も撮れたから、「夢は叶った」と言えるかもしれないけど、時間かかったし、これから先どうなるかもわかんないし。まだまだだし。あんまり、もう「夢」という概念でものごとを考えないけれども。

それにしても、山下氏演じる主人公は、なんか、良かったな-。あんなに料理うまくて、部屋の掃除もできて、しかも、いいひとで、しかも、かっこよくて…ああいうひとが、増えつつあるのだろうか。だとしたら、今、20代の女子って幸せだなあ、いいなあ、選択肢広くて。…なんてことも考えた。

ぼんやり、月曜日。