山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

働きたくないひとへ。

毎日JPに、最近はまった、「ニートの歩き方」に関するエッセイを「働きたくないひとへ」というタイトルでかきました。

毎日Jpの記事

女性向けのサイトなので、いくぶん、そっちよりにしてあります。

女性の場合は、働きたくないなら、専業主婦とか家事手伝いという逃げ道があるといえばあるから、男子より切実じゃないかもしれないけど。

(こんなことをいうと、専業主婦さんたちから怒られそうですね。)

この本で紹介されている、あくせく働かない生き方っていうのは、これまでの常識を打ち破るところから始まるから、そこがいいんだよね。

社会や人生をまったく違った目線で見直すことができるから。新鮮で。

あと、楽になれる。こういう考え方があるんだーって思うと気持ちがほぐれるからね。

去年の地震にしろ、原発事故にしろ、今の中国との関係にしろ、不況にしろ、なんとなーく、「もう、これまで通りのやり方では通用しない感じ」が濃くなっていると思いませんか。

先日、映画「闇金ウシジマくん」を見ても思ったけど、成功のイメージって、豪華なマンションでシャンパン飲んで、美女はべらせるって感じでしたが、そういう未来を求めるむなしさってひろがっているような気がする。

それがホントにしあわせ?みたいに思えてくる。

だいたい、豪華マンションでシャンパン美女を実現するために、どれだけ仕事しないといけないのか、どれだけ心を削るようなマネしないといけないのかって問うたら、「だったらやりたくない」という若者が多いのではないかしら。

20世紀まではそういう夢を描いて頑張るひとがたくさんいたんだと思う。全員が叶ったかどうかは別として。

逆にそういう夢をみんなが描いていた…ってことのほうが異常で、身の丈にあった生き方を選ぶほうが自然なんじゃないか。やっとそれに気がついたっていうか、目が覚めた?

無理してブランドものの服を買ったり、きついローンで車や家を買ったり。

そんなに無理してなにを得ようとしてたんだろうって。

そういうことを考えるきっかけになるよなーと思いまして、書きました。

よかったら、読みに行ってくださいませ。