山田あかねの一喜一憂日記

心に引っかかるテーマは前後の見境なく取材に行きます。映画、テレビ、本つくってます。

ゲラチェック。バッグもチェック。



写真は、今日の買ったもの。毎日、ふらふらとアフリカ行きの準備をしているけど、つい余計なものを買っておる。これは、ナイロン製のトートバックです。便利かなーと思って購入。実はこの手の小さめなトートバックが大好き。OLさんがお昼に出るとき、お財布や携帯を入れていくランチバッグみたいなもの。自分も編集室からお昼に行くときとか、ぶらさげてます。大きなカゴのなかに忍ばせたり、犬の散歩にもよいですね。…ってたくさん持っているんだけどさ。

さっきまで、ゲラチェックしてました。映画の原作になった小説「すべては海になる」の文庫が出るので、その原稿をチェックしていたわけです。元は2005年の春に書いたので、すでに4年もたっている。久しぶりに読むと、恥ずかしいやら、なにやらで。よくもまあ、こんな過激なシーンから書き始めたよなあとか、形容詞多いよ、とか、他人が書いたように新鮮に読んでます。

いいところもあるけどさー、まだまだだね、こいつ。冷静にそう思った。書いた時は精一杯だったと思うけど、とっちらかっているよ。全部書き直すわけにもいかないので(いくのかもしれないけど…それはせず)、くどい表現を削ったり、直せるところこは直したりしています。

こんな自分でも、時々、「文章うまいね」なんて褒められることもあって、本人もその気になっていたが、失礼しました。全然、まだまだでした。

もっと修行せねば…と心底思いました。人生は短く、芸術は長いっす。小説→脚本→映画といろんな段階を経ているので、複雑ではあるのですが。映画とはやっぱりちがうなあ。そうか、こういう話だったのかーと書いた本人が驚いている。本人以外はもっと不思議に思うだろう。もっとちゃんと書けるひとになりたいよー。もっとちゃんと書きたい。

現在、少しでも良くなるように、推敲しております。あと半分くらいだから、アフリカへ行くまでに終わると思う。ホッ。

明日、やっとパスポートが交付されるー。これで旅の準備も整いました。ハレイワのトートバッグ持って出発だー。